・・・貧しい同胞に対して心をかたくなにせず、手を閉ざすことなく、彼に手を大きく開いて、必要とするものを十分に貸し与えなさい。・・・このことのために、あなたの神、主はあなたの手の働きすべてを祝福してくださる。
（申命記15章7、8節）
天の父なる神さま、
あなたは、わたしたちが一人きりで生きるのではなく、お互いに助け合うことを望まれます。心や行いが自分のことでいっぱいになりそうな時に、人を思い、人のために何かができるように、あなたの愛によって心と行いを丈夫にし、広げてください。わたしたちにも、必要な助けや支えをお与えください。とくに今、世界の各地で、病や困難にある人々を助けている人々をお守りください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン
あなたたちの神、主は神々の中の神、主なる者の中の主、偉大にして勇ましく畏るべき神、人を偏り見ず、賄賂を取ることをせず、孤児と寡婦の権利を守り、寄留者を愛して食物と衣服を与えられる。
（申命記10章17、18節）
天の父なる神さま、
あなたは正しく、また、憐れみ深いお方です。小さい者とみなされ、苦しみや無力のうちに追いやられる者の味方となってくださいます。わたしたちもくりかえし助けられ、励まされてきました。それですから、あなたが大切にされることをわたしたちも大切にして、言葉や行いにできるように教え、導いてください。家族や友、また、世界で病やさまざまな困難にある人々のそれぞれの人生を助け、お守りください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン
互いに重荷を担いなさい。そのようにしてこそ、キリストの律法を全うすることになるのです。・・・今、時のある間に、すべての人に対して、特に信仰によって家族になった人々に対して、善を行いましょう。
（ガラテヤの信徒への手紙6章2、10節）
主イエスよ、
あなたは、わたしたちの人生の重荷を知り、憩いを与えると約束してくださいました。そのために、ご自分の命をかけてわたしたちを愛し、死から復活されて、新しい命を与えてくださいました。あなたは今も、共にいてくださいます。どうか平安と新しい力をお与えください。そして、あなたの愛の御心に従って、自分を用いることができるように助けてください。わたしたちの家庭と小隊（教会）に、あなたの愛を現わしてください。アーメン
〔イエスは、〕一人の子供の手を取って彼らの真ん中に立たせ、抱き上げて言われた。「わたしの名のためにこのような子供の一人を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。わたしを受け入れる者は、わたしではなくて、わたしをお遣わしになった方を受け入れるのである。」
（マルコによる福音書9章36、37節）
天の父なる神さま、
あなたは、わたしたちを愛して、御子イエスを通して受け入れてくださいました。そして、あなたと御子と共に、わたしたちも小さい一人を受け入れることを喜ばれます。あなたの愛の御心とみわざが広がる喜びに加わらせてください。わたしたちの家庭と小隊（教会）を、あなたの愛によって守り、育ててください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン
弟子たちはひそかにイエスのところに来て、「なぜ、わたしたちは悪霊を追い出せなかったのでしょうか」と言った。
イエスは言われた。「信仰が薄いからだ。はっきり言っておく。もし、からし種一粒ほどの信仰があれば、この山に向かって、『ここから、あそこに移れ』と命じても、そのとおりになる。あなたがたにできないことは何もない。」
（マタイによる福音書17章19、20節）
主イエスよ、
あなたはときに弟子たちの信仰が薄いと指摘されました。しかしまた、信仰が小さくても本物であるならば、山さえ動くと励まされました。あなたは、妥協せずに真剣にわたしたちをご覧になり、また、将来に可能性を見てくださいます。あなたのまなざしのもとで成長し、実を結ぶことできますように、わたしたちの信仰を育て、強めてください。アーメン
女は言った。
「主よ、ごもっともです。しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。」
そこで、イエスはお答えになった。
「婦人よ、あなたの信仰は立派だ。あなたの願いどおりになるように。」そのとき、娘の病気はいやされた。
（マタイによる福音書15章27、28節）
主イエスよ、
病気の娘を助けてほしいと、異邦人の女がひたすら願ったとき、あなたは彼女の信仰を受けとめられました。そして、ご自分の優先順位を変えて、娘をいやされました。あなたは、心から信頼する者を受けとめ、かならず応えてくださいます。わたしたちも今ありのままに、心を開いて祈ります。どうぞ御顔を向け、共に歩んでください。アーメン
これ以上、何を話そう。もしギデオン、バラク、サムソン、エフタ、ダビデ、サムエル、また預言者たちのことを語るなら、時間が足りないでしょう。
・・・神は、わたしたちのために、更にまさったものを計画してくださった・・・
（ヘブライ人への手紙11章32、40節）
天の父なる神さま、
あなたは、信仰によって生きる人々の人生のなかにご自分の御業を現わし、語りつくすことのできないほどの恵みに満ちた物語としてくださいます。聖書を通して、また、小隊・教会において、多くの豊かな人生に触れ、学ぶことができますように。そして、わたしたちの人生も、あなたの恵みの物語となるように導いてください。家族や友も、あなたの恵みのうちに覚えてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン
・・・栄光の源である御父が、あなたがたに知恵と啓示との霊を与え、神を深く知ることができるようにし、心の目を開いてくださるように。・・・わたしたち信仰者に対して絶大な働きをなさる神の力が、どれほど大きなものであるか、悟らせてくださるように。
（エフェソの信徒への手紙1章17～19節）
天の父なる神さま、
わたしたちの心の目を開いてください。わたしたちの前に生じる状況がすべてなのではなく、その背後で、あなたが今も世界に働きかけて、ご自分の愛と正しさを全うしてくださるという、新しい事実を見つめて歩むものとしてください。家族や友も希望をもって歩むことができるように、あなたの大きな御力によって支えてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン
すると、二人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。二人は、「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。
（ルカによる福音書24章31、32節）
主イエスよ、
あなたは復活された後にも弟子たちと共に歩まれ、悲しみと不安にくれていた彼らの心の目を開かれました。どうか今、わたしたちにも、あなたが生きておられ、共に歩んでくださっている幸いに目を向けさせてください。知識や情報で身を固めるのではなく、生きて働く神の御言葉によって、心を燃やされて、一歩をふみ出すことのできるものとしてください。アーメン