1/29/2021

ブライアン・ペドル大将によるメッセージ(1月24日のため)

ペドル大将がインターネット(Facebook)から
発信された聖書メッセージ

要旨を以下にご紹介します

 

新型コロナウイルスによって もたらされたことの一つは、 大切な問いが投げかけてられているということです。 

都市を封鎖し〔ロックダウン〕や国境を封鎖する事態に接して、さまざまな質問が浮かんできます。

 『このパンデミック〔ウイルスの世界的流行〕を乗りきるために、何が必要だろうか。』 

『自分の町や国において、 命の安全を守るために必要な 方策は何だろうか。』 

〔さらに、〕パンデミック 〔ウイルスの世界的流行〕が 投げかけている、大切な質問があります。 

『ほんとうに大切なものは 何だろうか。』 

*****

もちろん、答えは簡単には 出ません。

しかし、わたしたちが重んじるようになったことのひとつは、目立たないところで働いている人々の大切さです。 

食料を運ぶために国境を越えて運転をする人々に、あらためて感謝を覚えるようになりました。

 低い賃金で働くことが多い、保険医療の従事者に、あらためて感謝を覚えるようになりました。 

感謝されることがあまりなかった、子供たちを教える先生方にも、あらためて感謝を覚えるようになりました。

 優れた科学に基づいて、ワクチンを開発するために研究を 続けている人々に対しても、 大きな感謝の気持ちを持っています。 

これまでの一年、わたしたちは限界に追われるような経験をしてきましたが、それによって、何が本当に必要なのか、何が 本当に大切なのかという問いに気付かされたのです。

 ***** 

『何が本当に重要か』と問うことは、キリストの信仰を持つ人々にとっては目新しいことではありません。 

わたしたちは、イエスご自身がそのことを問われたことを 思い起こすことができます (参照 マタイ22・34~40)。

律法の専門家が、イエスに 質問をしました。

 「先生、律法の中で、どの 掟が最も重要でしょうか。」 

彼は、『教えられたことをみな実践しようというときに、何を実践することがわたしたちの 信仰にとって本当に必要なのですか』と尋ねたのです。 これは重要な質問で、イエスはすぐに話の核心をついて、 次のように答えられました。 

イエスは言われた。
「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』
これが最も重要な第一の掟である。
第二も、これと同じように重要である。
『隣人を自分のように愛しなさい。』
律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている。」

 神を愛し、隣人を愛すること、これこそが本当に必要なことなのです。

 ***** 

神を愛し、隣人を愛する。 

言葉自体は、単純明快です。

しかし、誰かを愛するということには危険が伴うことを考えると、話はそう簡単ではありません。

親御さんたちは、自分の子供を愛することに危険が伴うことを知っています。親の愛が〔子供から〕拒まれる可能性があるからです。 

愛することによって、わたしたちは傷つきやすく、弱い立場に置かれます。

しかし、それゆえにこそ、このイエスの応答は、現代においていっそう大切なものとなります。

イエスの物語を通して、わたしたちが知るようになった神は、ご自分も痛みを負われる神なのです。

神は、 わたしたちを愛するために、 大きな危険を引き受けられました。ベツレヘムの飼い葉桶〔の誕生〕から、ローマ帝国の十字架〔の死〕に至るイエスの物語は、神の痛むほどの愛の物語でもあるのです。 イエスの物語によって、わたしたちは、傷を受けられる神を愛すること、傷つく隣人を愛することを学ぶことができます。これこそが、本当に必要なことです。 

***** 

昨年、一年を通して、世界中の救世軍人が神に対する愛を、また、隣人に対する愛を表してきました。

みなさんも、愛することを神の召命、天から与えられた務めとしてこられたことでしょう。 

これからの一年も、わたしたちは世界に、傷つく弱い人々がいることを新しく知ることになるでしょう。

わたしたちは隣人に対して、細やかな配慮をして、ケアをしていきたいと願います。なぜなら、神が人を愛するために傷つき痛むものとなられたことを、わたしたちは知ったからです。 

神を愛すること。 

そして、隣人を愛すること。 

これがもっとも重要です。 

 

(訳 立石真崇) 

※本紙は、小隊における祈りの資料として、個人で訳出したものです。 日本語の読みやすさを考慮して日本語を補った箇所があり、〔 〕で区別しています。

1/23/2021

ブライアン・ペドル大将によるメッセージ(1月17日のため)

ペドル大将がインターネット(Facebook)から
発信された聖書メッセージ

要旨を以下にご紹介します

 

『競争を走り抜こう』 

昨年、しばしばお互いが口にしたことは、『今週さえ乗り切ることができれば、どうにかなるでしょう』ということでした。 

今もなお、良くないニュースを耳にしますが、〔新型ウイルスに対する〕ワクチンに関する 良い知らせも聞かれるようになりました。そうしたことをふまえながら、『なんとかなると信じよう』とお互いに声をかけ合い、このパンデミック〔新型ウイルスの世界的流行〕の期間を乗り切っていきたいと願っています。 

***** 

ある長距離選手が話してくれたことですが、彼らは、競争の最終地点が見えると、何かに 突き動かされ、ゴールにたどり着こうと力が湧いてくるということでした。

なるほどと思います。

しかし〔そのような話に 対して、〕現状は、次のような 問いを投げかけています。 

『それでは、このパンデミック〔新型ウイルスの世界的流行〕には終わりが来るのですか?』 

もし、はっきりとしたゴールがないのであれば、わたしたちはどのようにして競争を終えることができるでしょうか。 

ここで、新約聖書の中からヘブライ人への手紙を思い起こしたいと思います。この手紙では、キリスト者の生活が長距離走にたとえられています。 

こういうわけで、わたしたちもまた、このようにおびただしい証人の群れに囲まれている 以上、すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に 定められている競走を忍耐 強く走り抜こうではありませんか、信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら。 (ヘブライ12・1、2) 

心に留めたいのは、この手紙が書かれたのは、気落ちし、 疲れ果てている人々のためで あるということです。彼らは 疲労のために、もはや一歩も 進むことができないと考える ような状況でした。どうでしょうか、〔彼らの姿はわたしたちにとって〕身近に感じられるのではないでしょうか。 

***** 

昨年はいくつもの行事が取り止めになりました。

〔それらに 加えて、〕わたしたちが消耗させられてきたのは、弱さを抱える人々や医療に従事している人々が犠牲を払っているかたわらで、議論に明け暮れ、自己主張をくり返す人々がいるということです。

このような一年によって、わたしたちの活力は大きな打撃を受けました。そして、わたしたちの希望も挑戦を受けています。 

〔そのような状況の中で聖書を読むときに〕注意されるのは、この新約聖書の手紙の著者が、わたしたちに目の前の競争を走り続けるようにと励ましていることです。 

わたしたちの前にある競争は、いわば《駅伝》です。

そして、わたしたちの先頭に立っておられる選手こそは、ナザレの人イエスです。彼は、「御自身の前にある喜びを捨て、恥をもいとわないで十字架の死を耐え忍び、神の玉座の右にお座りになったのです」。(12・2後半) 

〔訳注〕英語の聖書(NIV)では、 「御自分の前にある喜びのゆえに」という解釈・翻訳になっている。 

***** 

わたしたちの前に用意された競争は、〔今の時点では、〕苦痛や疲弊という区間に入っています。しかし、使徒パウロが述べているように、「なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、 神がキリスト・イエスによって上へ召して、お与えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走ることです」〔フィリピ3・13、14〕。 

すでに先代の信仰者たちによって、《たすき》は受け継がれてきました。そして、今はまさに、わたしたちが走るようにと呼ばれているのです。 

***** 

わたしたちは、科学者や医療研究者の話に耳を傾けていますが、この新型ウイルスがすぐには無くならないことが明らかになりつつあります。すでにウイルスが変異しているということも見聞きしています。他のウイルスと同様、この新型コロナウイルスは当分の間、わたしたちの間に存在することになるでしょう。

そして、新型ウイルスが医療従事者に及ぼしている影響〔の深刻さ〕を見るときに、わたしたちは地域社会において、自分自身のために、また、お互いのためにあらゆる予防策を講じなければなりません。 

***** 

今は明確なゴールを見定めにくい状況にありますが、確かなことは、この競争が、新型コロナウイルスに立ち向かうものであるということです。

今はまだ途上で、ウイルスを克服していませんが、わたしたちは競争にはかならず最終地点があると 知っています。それですから、たゆまぬ努力によって走り続けることができるはずです。 

わたしたちは、神が真実な お方であり、〔究極的には競争のゴールにおいて〕わたしたちを迎えてくださることをも知っています。

わたしが確信をもってはっきりと述べたいことは、 神が、ご自分の民となった人々の嘆きをたしかに聞いておられるということです。わたしたちのために、神は自ら行動してくださいます。 

***** 

神は、わたしたちを失望に 陥らせることのないお方です。 

今日も、わたしたちは、救世軍とそこに集う人々、そしてわたしたちの世界を、神の守りの 御手のうちに委ねます。 

神の祝福がありますように。 

 

(訳 立石真崇) 

※本紙は、小隊における祈りの資料として、個人で訳出したものです。 日本語の読みやすさを考慮して日本語を補った箇所があり、〔 〕で区別しています。

1/22/2021

この日も主と共に【179】

疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。・・・わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。
(マタイによる福音書 11章28、29節)

神さま、
御子イエスを通して、わたしたちに休息と平安を与えてくださることを感謝します。わたしたちが力を失い、心が渇くときに、主の御言葉によって自分の歩みを保つものとしてください。御子がどのようなときにもあなたに祈り、あなたの御心と共に歩まれた姿に学び、倣うものとしてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/21/2021

この日も主と共に【178】

わたし〔イエス〕が来たのは地上に平和をもたらすためだ、と思ってはならない。平和ではなく、剣をもたらすために来たのだ。 (マタイによる福音書 10章34節) 

神さま、
主イエスはときに、刃のように鋭く語られます。人が「平和」をうたいながら、自分や自分が好む人々のための楽園を作ることと取り違え、見るべきものから目をそらしてしまうからです。わたしたちの救いのために十字架を背負い、罪と戦ってくださった御子を深く知るものとしてください。大切なものを見分ける目と、大切なことを聞き分ける耳を培い、真心を込めて主と共に生きるものとしてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/20/2021

この日も主と共に【177】

二羽の雀・・・その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。だから、恐れるな。
(マタイによる福音書10章29~31節) 

神さま、
あなたは、すべてのものに命を与えられ、慈しまれます。そして、わたしたちのことを、髪の毛の一本に至るまで大切に覚えておられることを感謝します。今、わたしたちの世界には病が広がり、体や暮らしに不安や重荷がのしかかります。『恐れるな』、『わたしのもとに来なさい』と語りかけてくださる、あなたの御子に共に歩ませてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/19/2021

この日も主と共に【176】

わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに羊を送り込むようなものだ。だから、蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。・・・わたしの名のたに、あなたがたはすべての人に憎まれる。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。
(マタイによる福音書10章16、22節) 

神さま、
あなたを信じる道は天の御国に通じる幸いな道ですが、ときに険しい場所を通らなくてはなりません。信仰のゆえに、かえって無理解、批判、攻撃に向かい合うときがあります。人や状況を恐れ、大切なものを見失い、手放すことがないように、どうぞ柔軟で、思慮深く、根気強く歩めるように、助け支えてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/18/2021

この日も主と共に【175】

イスラエルの家の失われた羊のところへ行きなさい。行って、『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい。病人をいやし、死者を生き返らせ、重い皮膚病を患っている人を清くし、悪霊を追い払いなさい。ただで受けたのだから、ただで与えなさい。
(マタイによる福音書10章6~8節) 

神さま、
御子イエスは弟子たちに、神の国を宣べ伝えるようにと命じられ、ご自分の権威と力を分け与えられました。御子が共にいてくださるとき、そこもすでに神の国の一部となっていることを心に留めることができますように。あなたの愛と御力を、わたしたちの歩みに、家族や友、出会う人々の間に現してください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/17/2021

この日も主と共に【174】

イエスは町や村を残らず回って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、ありとあらゆる病気や患いをいやされた。また、群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。
(マタイによる福音書9章35、36節) 

神さま、
あなたは、羊飼いが羊を大切に養い育てるように、わたしたちを慈しまれます。わたしたちの内も外も健やかであるように、御子イエスを通して、愛と御力を注いでくださいます。弱さ、痛みをおぼえるときに、あなたの恵みの言葉、福音によって立ち上がらせてください。わたしたちの小隊(教会)と関わる一人一人の人生に、福音を響き渡らせてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/16/2021

この日も主と共に【173】

自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です。・・・心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。
(ローマの信徒への手紙12章1、2節)

神さま、
わたしたちの心を新しくしてください。定められたことに従うだけで良いのだ、という声から自由にしてください。あなたの聖い御心をたずね、善いものを追い求めていく生き方を築かせてください。家族や友も、大切なものを大切にできる歩みを導いてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/15/2021

この日も主と共に【172】

「わたしは裸で母の胎を出た。裸でそこに帰ろう。主は与え、主は奪う。主の御名はほめたたえられよ。」このような時にも、ヨブは神を非難することなく、罪を犯さなかった。
(ヨブ記1章21、22節) 

神さま、
ヨブは突然に財産を奪われ、愛する家族を失いました。なぜ、あなたを信じる者がそのような経験をしなければならないのか、理解し難く、苦しく思います。悲しみの中からあなたを見上げたヨブのまなざしを、わたしたちも共にすることができますように。その先に、ご自身もすべてを奪われながら、わたしたちを愛し救ってくださった御子を見るものとしてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/14/2021

この日も主と共に【171】

見よ、イスラエルの人々の叫び声が、今、わたしのもとに届いた。また、エジプト人が彼らを圧迫する有様を見た。今、行きなさい。わたしはあなたをファラオのもとに遣わす。わが民イスラエルの人々をエジプトから連れ出すのだ。
(出エジプト記3章9、10節) 

神さま、
あなたはイスラエルの人々の苦しみを知り、彼らを助けるために、すでに80歳になっていたモーセを選ばれました。あなたはご自身の御心をなし遂げるために、人の思いをこえて新しい道を作られるお方です。あなたの生き生きとした御業に応じることができるように、柔らかな心、しなやかな心をお与えください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/13/2021

この日も主と共に【170】

アブラハムは、手を伸ばして刃物を取り、息子を屠ろうとした。
・・・御使いは言った。
「その子に手を下すな。何もしてはならない。あなたが神を畏れる者であることが、今、分かったからだ。あなたは、自分の独り子である息子すら、わたしにささげることを惜しまなかった。」
(創世記 22章10、12節) 

神さま、
あなたは、思いがけない方法で心をご覧になります。わたしたちが本当は何を大切にしているのかを問われます。あなたから真実と献身を認められたアブラハムに学ばせてください。自分の満足や人の評価を超えた地平を見つめ、心と力を尽くすものとしてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/12/2021

ブライアン・ペドル大将によるメッセージ(1月10日のため)

ペドル大将がインターネット(Facebook)から
発信された聖書メッセージ

要旨を以下にご紹介します

 

みなさんにご挨拶をお送りします。 

わたしたちは新しい年を迎えました。去年は、パンデミック 〔新型ウイルスの世界的流行〕によって形作られた一年でありました。多くの人が、〔新型コロナウイルス感染拡大によって、〕制約を受けて過ごしておられることでしょう。 

そのことをふりかえり、わたしは、『この経験から自分たちが学んできたことは何か』と自らに問いかけています。 

このような問いを抱くのは、わたしたちが〔今の状況に〕 どのように応答するかが、救世軍とその使命(ミッション)に影響を与えるからです。 

昨年をふり返って考えることは、〔『宣教への召命(コール・トゥ・ミッション) Call to Mission』で提唱しているように、〕わたしたちが「備える」こと、「従事する」ことに役立つでしょう。また、救世軍の使命に対して「責任を担う」助けとなるでしょう。 

***** 

これからの数週間は、パンデミック〔新型ウイルスの世界的流行〕から得られる教訓に焦点を合わせて考え、共に祈りたいと思います。 

早い段階から世界的に共有された教訓は、新型コロナウイルス(COVID-19)には貴賤上下の区別がないということでした。 新型ウイルスは世界の国境を 越え、裕福な者にも貧しい者にも同様にも影響をもたらし、 また、あらゆる人種にも影響を与えました。 

そのような真実と共に、わたしたちが認めなければならないのは、新型ウイルスがある一部の人たちについて、他の人々よりも影響を及ぼしているということです。 まず、わたしたちの中で、高齢者が被害を受けやすいことが早い時点で明らかになりました。年齢が要因となるために、このウイルスと闘うことが多くの人にとって非常に困難であることがわかりました。 

女性もまた、このウイルスの影響をより大きく受けています。多くの国では、女性は保険医療、店舗販売、接客といった仕事に就く傾向があります。これらの仕事は、他の仕事とくらべて新型ウイルスの影響を強く受けやすいものです。さらに悲しむべきことに、このパンデミック 〔新型ウイルスの世界的流行〕の間、家庭内暴力(DV、ドメスティック・バイオレンス)も世界規模で増加しているのです。 

子どもたちも、新型ウイルスによって深刻な影響を受けていることも明らかになりました。子供たちの身体的な発育と教育が被害を受けています。 

〔このように、〕新型コロナ ウイルスはすべての人に影響を与えていますが、〔くわしく見ていくと〕他の人よりも大きな 影響を被っている人たちがいます。こういったことを心に留めることは、わたしたち救世軍人にとって、これからの一年、 自分たちの使命(ミッション)を考えていくときに大いに役立ちます。 

***** 

イエスが宣教の働きを開始されたときのことを思い起こしてみましょう。

彼は安息日に会堂に向かい、イザヤ書を朗読しました。 

主の霊がわたしの上におられる。
貧しい人に福音を告げ知らせるために、
主がわたしに 油を注がれたからである。
主がわたしを遣わされたのは、
捕らわれている人に解放を、
目の見えない人に 視力の回復を告げ、
圧迫されている人を自由にし、
主の恵みの年を告げるためである。
(ルカ4・18、19) 

「貧しい人」、「捕らわれている人」、「目の見えない人」、「圧迫されている人」が言及されています。ある人が他の人よりも深刻な影響を受けるということが、人生には起こりえます。 イエスが注意を向けられたのは、まさにそのような苦しみを味わっている人たちでした。 イエスはご自分の宣教の活動を通して、人生の悲劇によって 深く傷ついている人々をたずね求められました。 

***** 

昨年は一年間を通して、救世軍人であるみなさんが〔世界の 各地で〕傷ついている人々を ケアしているという報告が万国本営に寄せられ、心を動かされました。 

みなさんは実践できることが多くあったことでしょう。しかし、そのなかでとくに、新型 コロナウイルスによって深刻な影響を受けた人々に心を向けられたのです。

このような姿勢を心に留めておくことが、これからを考えるときにも助けとなるでしょう。 

***** 

わたしたちは、問い続ける 必要があります。 

『わたしたちの世界の不正によって、深刻な影響を受けている人たちは誰でしょうか。』 

『どのようにしてわたしたちは、希望を見出したいともがいている人々に寄り添うことができるでしょうか。』 

***** 

これから一年、神の恵みと救いをあらわしていくものでありたいと願います。

とくに傷ついている人々に対して、恵みと救いをあらわすものでありたいと 願います。 

どうか神が、わたしたちを 導いてくださいますように。 

そして、神がわたしたちを祝福し、また、2021年の働きに十二分に携わることができるように助けくださるようにと祈ります。 

(訳 立石真崇)

 ※小隊における祈りの資料として、個人で訳出したものです。
日本語の読みやすさを考慮して日本語を補った箇所があり、〔 〕で区別しています。
また、一部、英語の原文の順序を入れ替えた箇所があります。

この日も主と共に【169】

神はアブラハムを試された・・・
「あなたの息子、あなたの愛する独り子イサクを連れて・・・わたしが命じる山の一つに登り、彼を焼き尽くす献げ物としてささげなさい。」・・・
二人は一緒に歩いて行った。
(創世記 22章1、2、6節) 

神さま、
あなたの御心はときにわたしたちの思いを超え、受けとめ難いときがあります。アブラハムがあなたを信頼し、犠牲を払う道をも歩んだことに学ばせてください。そして、わたしたちを愛し、救うために、あなたご自身も独り子を犠牲にされたこと、また、御子もご自身を献げてくださったことを思い起こし、あなたの愛に向かい合い、応えするものとしてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/11/2021

この日も主と共に【168】

イスラエルにおいて民が髪を伸ばし
進んで身をささげるとき
主をほめたたえよ。・・・
イスラエルの神、主に向かって
わたしは賛美の歌をうたう。
(士師記 5章2、3節) 

神さま、
あなたによって神の民とされた人々は、困難のなかでもあなたに信頼して歌い、勇気をもって立ち上がりました。天に向かって心を開く賛美の歌と、あなたが愛する者たちに与えてくださる力に、わたしたちも、家族や友も与らせてください。わたしたちにも、『恐れるな』と御声をかけてくださるあなたに感謝します。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/10/2021

この日も主と共に【167】

ヨハネは二人の弟子と一緒にいた。そして、歩いておられるイエスを見つめて、「見よ、神の小羊だ」と言った。二人の弟子はそれを聞いて、イエスに従った。
(ヨハネによる福音書 1章35~37節) 

神さま、
わたしたちの罪を赦し、救うために、御子イエスが来てくださいました。罪の赦しのための犠牲である「神の小羊」としてご自身を捧げるほどに、すべてをかけて、わたしたちを愛してくださったことを感謝します。ヨハネのように、御子を見つめ、そのお姿を正しく知り、証しするものとしてください。そして、ヨハネの弟子たちのように、まっすぐな心で御子に従うものとしてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/09/2021

この日も主と共に【166】

主の教えを愛し
その教えを昼も夜も口ずさむ人。
その人は流れのほとりに植えられた木。
ときが巡り来れば実を結び
葉もしおれることがない。
その人のすることはすべて、繁栄をもたらす。
(詩編 1編2、3節) 

神さま、
あなたは、わたしたちを教え、人生に実を結ばせてくださるお方です。どうか聖書を読み、あなたの御言葉を受け入れ、心も生き方も確かにすることができますように。移ろう言葉ではなく、変わることのない真実な言葉によって養われ、生き生きとして育つものとしてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/08/2021

この日も主と共に【165】

起きよ、光を放て。
あなたを照らす光は昇り 
主の栄光はあなたの上に輝く。
(イザヤ書 60章1節) 

神さま、
あなたは、わたしたちに奉られ、たたえられることによって神になろうというお方ではなく、むしろ、わたしたちの神であることを御心に定めて、わたしたちを照らし、闇から導き出してくださいます。心を照らしてください。御子を信じる者は死んでも生きるとさえ言い切ってくださる、命にあふれる御力で支えてください。家族や友も、あなたによって健やかな勇気と力を抱いて歩めるようにしてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/07/2021

この日も主と共に【164】

神の子らよ、主に帰せよ 
栄光と力を主に帰せよ・・・
どうか主が民に力をお与えになるように。
主が民を祝福して平和をお与えになるように。
(詩編 29編1、11節) 

神さま、
あなたは、「光あれ」とのみ言葉によって世界を創造されました。また、御子イエスによってわたしたちを罪から救い出し、神の子として新しく生まれさせてくださいました。今この時も、あなたの恵みのうちにあることを心に留めて、新しい歩みを進めるものとしてください。家族や友も、あなたの御力と平安でお守りください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/06/2021

この日も主と共に【163】

・・・東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。学者たちはその星を見て喜びにあふれた。
(マタイによる福音書 2章9、10節) 

神さま、
あなたは、わたしたちの人生の旅路に真実に関わり続けてくださるお方です。星の光に導かれて、東方の学者たちは長い旅を続け、ついに御子イエスにお会いしました。わたしたちも、自分の人生にとってほんとうに大切なものを見つめ、そのために信頼と忍耐をもって歩み続けるものとしてください。御子イエスを通してあなたの導きを受け入れ、天の御国の喜びに至らせてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/05/2021

この日も主と共に【162】

主は真理の神、命の神、永遠を支配する王。 ・・・
御力をもって大地を造り 
知恵をもって世界を固く据え
英知をもって天を広げられた方。
(エレミヤ書 10章11、12節)

神さま、
あなたは、すべてのものを治めるお方です。世界はあなたの知恵によって支えられ、わたしたちの命もあなたの愛の御手のうちにあります。自分の力に余る重荷や困難に向かい合うときに、そこにおいても、あなたが知恵と御力をもって共にいてくださることを思い起こさせてください。あなたが平安を与えてくださることを感謝します。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/04/2021

この日も主と共に【161】

ホサナ。
主の名によって来られる方に、 祝福があるように。
我らの父ダビデの来るべき国に、 祝福があるように。
いと高きところにホサナ。
(マルコによる福音書 11章9、10節) 

神さま、
エルサレム人々は、自分のために力をふるう王が来てくれたと、主イエスを歓迎しました。しかし、主イエスの御心はご自分を犠牲にして、すべての人を救うことでした。主イエスに示された、あなたの愛の深さを知り、心を定めるものとしてください。あなたの愛にふさわしい感謝と賛美を表わすものとしてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/03/2021

この日も主と共に【160】

主の御名を賛美せよ。
主の御名はひとり高く 
威光は天地に満ちている。
主は御自分の民の角を高く上げてくださる。
それは主の慈しみに生きるすべての人の栄誉。
(詩編 148編13、14節) 

神さま、
あなたは、わたしたちを賛美するものとして創造されました。御子イエスによって、あなたの愛を知り、生きる喜びを見出すものとしてくださいました。天も地も、あなたの愛と力の届かないところはないことを思い、今置かれているところから、あなたを見上げて歩むものとしてください。家族や友も、あなたによって喜びと感謝を味わうものとしてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

ブライアン・ぺドル大将による聖書メッセージ(2021年の初めにあたり)

ペドル大将がインターネット(Facebook)から
発信された聖書メッセージ

要旨を以下にご紹介します

 

 

2021年へようこそ! 

『ようやく新年になった。 2020年に別れを告げることができて、なんとうれしいことか』というような声が、世界のあちらこちらで交わされているのが聞こえてきそうです。

 これまでの数ヶ月、ある人々にとっては神経をすり減らす、不安定なときでした。予想もつかないほどに人々が痛みを経験する日々であり、ときには、 ただ圧倒されるような日々でした。 

〔そのような日々のなかで〕 わたしは三つの事実に信頼を 置いて、祈り続けました。 

第一に、わたしは、わたしの 罪のために死んでくださった イエス・キリストを知っているということです。 

第二に、墓の中から復活されたお方として〔イエス・キリストを〕知っているということです。 

第三に、このお方はふたたび〔天からこの地へと〕ふたたび来られるということです。

 それですから、暗く憂うつに思われるときにも、道がはっきりと見えないときにも、わたしは、いくつかの言葉を口ずさみ、心の慰めとしてきました。

 それは、
〔イエス・キリストがつけられた〕「十字架」、
〔イエス・キリストが復活された〕「墓」、
〔イエス・キリストが昇られた〕 「空」
といった言葉でした。 

そして、神はけっして動かされることはなく、今もたしかに存在しておられると、自分に 言い聞かせながら今に至っています。 

*****

 ふりかえると、わたしはいつも、まだ何も書かれていない 〔書物の〕一頁のように、新しい一年を喜んできました。不可能に思われることに対しても 望みを抱き、信仰と勇気によって待ち続けました。そして、 わたしの神である主がわたしに先立ってくださることを見出してきました。 

それらを心に留めながらも、現在は、前を見つめようとすると《影》に覆われてしまいます。わたしは、〔神が御心に定めておられる〕約束の日があることを見ようとしていますが、それが〔いつ、どのように〕実現するかについては確かなことがわかりません。 

その《影》とは、パンデミック〔新型コロナウイルスの世界的流行〕によって今も引き起こされている、強烈な現実のことです。それらがもたらす予期せぬ影響によって、わたしたちは際限のない努力を要求されています。信仰を持つ人々が〔これからますます〕必要とされるでしょう。 

思ってもみなかった明るい 兆しとしては、ワクチンを巡る取り組みがあります。ワクチンによって助かった事例、死者の数もいくらか減少したという事例が伝えられています。 しかし、依然として世界規模で雇用が失われ、経済が打撃を受けています。

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〔妻である〕ロザリー・ペドル中将とわたしが待ち望んでいるのは、世界各地の救世軍人を訪ね、国際的な救世軍として お互いがもう一度結び合うことです。 

わたしは、『ニュー・ノーマル』〔新しい生活様式〕という明るい展望が開かれることを期待しています。詳しいことをみな 知っているわけではありませんが、『ニュー・ノーマル』〔新しい生活様式〕のなかに、家族と共に過ごせるようになること、友人たちと共に礼拝できるようになることが含まれるように望んでいます。また、神がわたしたちのために、また、2021年の救世軍のために備えておられるすべてのことを、制限されることなく受けとめる自由が 含まれるようにと望んでいます。 

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わたしは信仰に満ちた人でありたいと願っています。ただし、その信仰が適切に位置付けられているかどうかについて、とても注意をしています。 

わたしにとって信仰とは神に対する信仰です。神こそが主権者であり、アルファでありオメガであるお方〔始めであり終わりであるお方〕です。試練に 遭ってしまうと働かなくなる 信仰や、パンデミック〔新型 ウイルスの世界的流行〕のような状況で沈み込んでしまう信仰は、わたしが求めている信仰ではありません。わたしは、神がわたしたちと共におられることを知りたいと願っていますし、たしかにその通りであると確信しています。

ヘブライ人への 手紙11章1節には、次のように記されています。 

信仰とは、望んでいる事柄を 確信し、見えない事実を確認することです。 

この聖書の言葉、また、11章の全体は、神がご自分の民との間に結ばれた、申し分のない 契約です。信仰によって、わたしたちは神と関りを持ちます。 不可能と映る状況に対しても、神であるお方と共にあって、 わたしたちは神の歴史の一部となるのです。 

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わたしにとって有益に思われることは、挑戦、混沌、不安定、疑い〔が入り混じる現状である〕にもかかわらず、なお「エベン・エゼル(助けの石)」を置き、 立ち上がることができるということです〔参照 サムエル記上7・12〕。

イスラエルの民が最強の敵であるペリシテ人と対峙した物語のなかに、わたしたちは、勇気と信仰を見出したいものです。彼らは〔神から遣わされた預言者〕サムエルに立ち返り、究極的には、神ご自身に立ち返りました。そして神が彼らに代わって戦われ、敵を打ち破られました。「エベン・エゼル」は、その勝利の記念として置かれた石であり、「今まで、主は我々を助けてくださった」という真理を 明瞭に表すものでした。

 わたしは、国際的な救世軍を指揮する特権に与かっています。しかし、わたしたちが平安を 得ることができるのは、〔人間の働きによるのではなく、〕わたしたちの神が真実なお方であり、わたしたちに代わって戦ってくださるお方であること、そして、そのような神の御手のうちに 救世軍があると知るときです。 

神は、わたしたちを助けてくださいます。神は、鷲が雛を翼に載せるようにして、わたしたちを運んでくださいます〔申命記32・11〕。

わたしたちは、全能の神の陰に宿ることができます〔詩編91・1〕。

神は御力をもって、盾となってわたしたちを 守ってくださいます〔詩編5・13、18・31〕。

そして、わたしたちは輝かしい勝利を収めることができます〔ローマ8・37〕。

 わたしたちが確信をもってこの新しい年を迎えることのできる唯一の道は、〔わたしたちの思いを超えて〕すべてをかなえることがおできになるお方としてご自身を示される、神に対する信仰をもつときです〔エフェソ3・20〕。 

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 わたしが提唱した、『宣教への召命 Call to Mission(コール・ トゥ・ミッション)』は、神が 救世軍に与えられた召命であると信じています。

一つ一つの 小隊、施設がこの召命を受けています。そしてまた、すべての兵士・士官にこの召命が与えられています。それは、わたしたちに次のことを問うものです。 

《備える》 この世界に対する宣教のために備え、使命を 果たすために生きること。 

《従事する》 神に従う信仰をもって、神の計画に主体的に参加すること。

《責任を担う》 自分に託された務めをけっして手放さず、他の人に負わせないこと。

 もし、世界の歴史の中で、 救世軍の存在、使命、愛と奉仕を必要が必要とされるときがあるとするならば、今がまさにとそのときです! 

この2021年、わたしたちの祈りは、新型ウイルスやその他の抑圧によって収容所に閉じ込められたようになるのではなく、外に向かっていく救世軍でありたいということです。

聖霊によって動かされ、愛に強く 促され、神がわたしたちと共にいてくださるがゆえに救いの 戦いの備えができているものでありたいと願います。

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 『幸いな年でありますように』というのがわたしの願いです。ただし、その願いは困難に向かい合うなかで、また、場合によっては、幸福が遠ざかるように思われるなかで、実現していくことでしょう。 

わたしはみなさんのために、また、みなさんが愛しておられる方々のために、あなたが奉仕している人々のために祈ります。

折々に困難にみまわれるとしても、全能の神が御手をもって わたしたちをとらえてくださり、恵みをもって支えてくださいますように。

これまでもわたしたちを助けてくださった主が、この新しい年においても、わたしたちと共にいてくださると信じます。

神の祝福をお祈りいたします。 

 

(訳 立石真崇) 

 ※本紙は、小隊における祈りの資料として、個人で訳出したものです。 日本語の読みやすさを考慮して日本語を補った箇所があり、〔 〕で区別しています。また、今回は日本語で読みやすさを優先させたいことと、紙面の都合から、英語で似た表現がくり返されたときには、日本語ではひとつにまとめた箇所があります。

1/02/2021

この日も主と共に【159】

〔主は〕死を永久に滅ぼしてくださる。
主なる神は、すべての顔から涙をぬぐい 
御自分の民の恥を  地上からぬぐい去ってくださる。
・・・この方こそわたしたちが待ち望んでいた主
その救いを祝って喜び躍ろう。 (イザヤ書 25章8、9節)
 

神さま、
あなたは命の造り主、また、わたしたちの救いのために死をも討ち滅ぼされるお方です。今、広がり続ける病によって、わたしたちの体や心には危険、不安、 恐れがまといついています。どうぞ助けと慰めによって、わたしたちを覆ってください。あなたを見上げることが喜びや力となる歩みに深く入らせてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン

1/01/2021

この日も主と共に【158】

天使はまた、神と小羊の玉座から流れ出て、水晶のように輝く命の水の川をわたしに見せた。・・・その両岸には命の木があって・・・毎月実をみのらせる。そして、その木の葉は諸国の民の病を治す。 (ヨハネの黙示録 22章1、2節) 

神さま、
あなたは新しい年を創造し、わたしたちに与えてくださいました。新しく生きよと呼びかけてくださることを感謝します。天と地のすべてを治めておられるあなたを崇め、終わりまで共に歩むことができますように、わたしたちの心と生活を照らしてください。そして、命の水の流れに潤され、新しい実を結ぶものとしてください。
主イエスの御名によってお祈りいたします。アーメン