この日も主と共に【515】

この命は現れました。御父と共にあったが、わたしたちに現れたこの永遠の命を、わたしたちは見て、あなたがたに証しし、伝えるのです。
（ヨハネの手紙一1章2、3節） 

＊＊＊ 

ヨハネが言う〈命〉、〈永遠の命〉とはイエスさまのことです。わたしたちは神さまを直接に見ることはできませんが、イエスさまを通して、神さまが共に生きてくださることを知ることができます。イエスさまによって、わたしたちは一人ではありません。

＊＊＊ 

天の父なる神様、
あなたの愛から生まれる大きな交わりの中に、わたしたちも迎え入れてくださることを感謝します。あなたの愛によって、生き生きとした力を心にもこの日の働きにもお与えください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【514】

わたしは信じます
命あるものの地で
主の恵みを見ることを。
主を待ち望め　
雄々しくあれ、心を強くせよ。
主を待ち望め。
（詩編27編13、14節） 

＊＊＊ 

〈主を待ち望め〉という言葉を、ある英語の聖書は〈最後まで神さまに寄り添いなさい〉と表現していました。わたしたちが神さまを遠くに感じるとしても、神さまはわたしたちと共におられる、と聖書は励ましています。 

＊＊＊ 

天の父なる神様、
あなたがわたしたちと共におられる神（インマヌエル）でおられることを感謝します。あなたによって平安と勇気をいただいて歩ませてください。家族や友の歩みにも共にいてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【513】

わたし〔イエス〕は世の光である。
わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ。
 （ヨハネによる福音書8章12節） 

＊＊＊ 

太陽から電灯まで、わたしたちの暮らしには〈光〉が欠かせません。〈光〉によって自分や周囲を見ることができます。心にも〈光〉が必要です。イエス・キリストは〈光〉のようなお方で、わたしたちの心を照らしてくださいます。 

＊＊＊ 

天の父なる神様、
御子イエスによって、わたしたちの心を照らしてください。ただちに先が見通せない状況に置かれるときにも、御子イエスを光として仰ぎ、平安をもって歩むものとならせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【512】

主は御自分の民の裁きを行い　
僕らを力づけられる。
（詩編135編14節） 

義に飢え渇く人々は、幸いである、
その人たちは満たされる。
（マタイによる福音書5章6節） 

＊＊＊ 

神さまの〈裁き〉には、愛と正義の両方が含まれています。人の正義は時にお互いを責める結果をもたらしますが、神の正義と裁きは人を生かします。 

＊＊＊ 

天の父なる神様、
あなたの愛と正しさを御子イエスによって受け入れ、生活を築くことができるように助けてください。世界で武力による衝突が起きました。あなたの愛と正義と憐れみによって、解決と平和をお与えください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【511】

〔万軍の主は〕死を永久に滅ぼしてくださる。
主なる神は、すべての顔から涙をぬぐい
御自分の民の恥を
地上からぬぐい去ってくださる。
（イザヤ書25章8節） 

＊＊＊ 

神さまはご自分の民を愛し、死の恐れや悲しみからさえも救ってくださる、と預言者イザヤは語りました。今、十字架にかかり、復活されたイエスさまが、神さまの愛のしるし、救いのしるしです。 

＊＊＊ 

天の父なる神様、
わたしたちの苦しみや悲しみも知ってくださり、御子イエスによって助け出してくださることを感謝します。変わることのないあなたの愛を知り、安らかな心で歩ませてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【510】

イエスは言われた。
「わたしの食べ物とは、わたしをお遣わしになった方の御心を行い、その業を成し遂げることである。」
（ヨハネによる福音書4章34節） 

＊＊＊ 

体のための食べ物とは別に、心や魂のための食べ物がある、とイエスさまは言われます。それは天の父である神さまの御心を受け入れて、生きることです。神さまの御心はイエスさまを通して、また、イエスさまを証しする聖書を通して、示されます。イエスさまと聖書の言葉は、わたしたちにとって〈命のパン〉です。 

＊＊＊ 

天の父なる神様、
〈命のパン〉であるイエスさまによって、わたしたちの心を守り、育て、生きる力をお与えください。あなたの恵みを経験し、あなたによって豊かに生きる幸いをお与えください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【509】

もろもろの王よ、聞け　
君主らよ、耳を傾けよ。
わたしは主に向かって歌う。
イスラエルの神、主に向かって
わたしは賛美の歌をうたう。　
（士師記5章3節） 

あなたがたの広い心がすべての人に知られるようになさい。主はすぐ近くにおられます。
（フィリピの信徒への手紙4章5節） 

＊＊＊ 

神さまを信じるからこそできるようになったことは、神さまに向かって歌うこと（賛美）です。賛美は、わたしたちの心を広げてくれます。 

＊＊＊ 

天の父なる神様、
祈りと賛美を新しくささげて、あなたに心を向けて歩みます。あなたが近くにおられることを知り、力とする歩みをお与えください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【508】

彼は自らの苦しみの実りを見
それを知って満足する。
わたしの僕は、多くの人が正しい者とされるために
彼らの罪を自ら負った。　
（イザヤ書53章11節） 

あなたがたは、キリストにおいて満たされているのです。キリストはすべての支配や権威の頭です。
（コロサイの信徒への手紙2章10節） 

＊＊＊ 

イエスさまはわたしたちを罪の中から救い出すために、ご自分の権威と力を用いてくださいました。 

＊＊＊ 

天の父なる神様、
御子イエスを通して、もうすでに愛と力を現わしておられることを感謝します。わたしたちが向かう先にかならずあなたの愛と力が共にあることを覚えて、一歩をふみ出させてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【507】

〔主はイサクに言われた。〕
わたしはあなたの子孫を 天の星のように増やし、これらの土地をすべてあなたの子孫に与える。地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る。
（創世記26章4節） 

＊＊＊ 

旧約聖書に登場するアブラハム、イサク、ヤコブと続く家族の物語は、神さまを信じる人々はどこまでも神さまに祝福されることを伝えています。イエス・キリストによって、わたしたちもまた、彼らの祝福の物語につながっています。 

＊＊＊ 

天の父なる神様、
あなたに祝福される人生を与えてください。あなたに喜ばれて生きることを、何よりの力にとするものとしてください。そして、あなたの祝福を周囲と分かち合うものとしてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【506】

食事を共にしていた客の一人は、これを聞いてイエスに、「神の国で食事をする人は、なんと幸いなことでしょう」と言った。
（ルカによる福音書14章15節） 

＊＊＊ 

〈神の国〉はさぞすばらしいところなのでしょうね、と期待する人に対して、イエスさまは、すばらしいと思うことと、実際に入ることとは別なのだ、とお答えになりました。イエスさまは、〈神の国〉を教えるだけでなく、〈神の国〉を与え、入らせてくださいます。 

＊＊＊ 

天の父なる神様、
御子イエスによってわたしたちを救い、あなたの御国に受け入れてくださったことを感謝します。あなたは、わたしたちの今の生活も〈神の国〉の一部としてくださいます。あなたの聖さと恵みと力によって守り、導いてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【505】

神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。
（ヨハネの手紙一4章9節） 

＊＊＊ 

人間は罪によって神さまと断絶してしまったために、そのままでは神さまと向かい合うことができません。しかし、そのような人間のために、神の御子であるイエスさまの方が近づいて来てくださり、人間の罪を赦し、神さまと共に生きる道を作ってくださいました。 

＊＊＊ 

主イエスよ、
わたしたちが神の愛を知って生きることができるように、あなたがわたしたちのところまで来てくださったことを感謝します。「いつくしみ深き友」として、わたしと共に歩んでください。アーメン（救世軍歌集255番）

この日も主と共に【504】

あなたのまことにわたしを導いてください。
教えてください
あなたはわたしを救ってくださる神。
（詩編25編5節） 

わたしの言葉にとどまるならば、
あなたたちは本当にわたしの弟子である。
（ヨハネによる福音書8章31節） 

＊＊＊ 

わたしたちの〈信仰〉は、決断する責任を手放すものではありません。神さまに知恵と真理をたずね、耳を傾け、学び、考え、判断することを大切にします。 

＊＊＊ 

主イエスよ、
今、わたしたちのまわりには多くの知識や情報が飛び交います。何が大切で、必要なことかを選び取っていけるように、あなたの御言葉によって教え、導いてくださいアーメン

この日も主と共に【503】

いかに幸いなことでしょう
あなたによって勇気を出し
心に広い道を見ている人は。　　
（詩編84編6節） 

信仰に基づいてしっかり立ちなさい。
雄々しく強く生きなさい。
（コリントの信徒への手紙一16章13節） 

＊＊＊ 

神さまは、信じる者たちの味方でいてくださいます。わたしたちが〈勇気を出し〉、〈雄々しく強く生き〉られる根拠は、神さまにあります。 

＊＊＊ 

天の父なる神様、
困難にぶつかる時や迷う時にも、あなたは変わることのない味方でいてくださいます。どうぞ必要な一歩を進むために、勇気と力をお与えください。家族にも共にいてお守りください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【502】

神を知らぬ者は心に言う　「神などない」と。
（詩編14編1節） 

わたしたちは知っています。神の子が来て、真実な方を知る力を与えてくださいました。わたしたちは真実な方の内に、その御子イエス・キリストの内にいるのです。この方こそ、真実の神、永遠の命です。
（ヨハネの手紙一5章20節） 

＊＊＊ 

イエスさまは、『神はたしかにおられる。真実なお方がわたしたちと共にいてくださる』と知って生きることのできる人生をわたしたちに与えてくださいました。 

＊＊＊ 

主イエスよ、
あなたはわたしたちの罪を贖い、救うために苦しみを受け、死なれ、そして復活されました。あなたが今も共におられることを信頼します。神の真実を新しく知る歩みを導いてください。アーメン

この日も主と共に【501】

神よ、わたしの心は確かです。 わたしは賛美の歌をうたいます。
（詩編108編2節） 

喜びをもって、光の中にある聖なる者たちの相続分に、あなたがたがあずかれるようにしてくださった御父に感謝するように。
（コロサイの信徒への手紙2章11、12節） 

＊＊＊ 

〈わたしの心は確か〉を、〈頭のてっぺんから足のつまさきまで準備万端〉と訳した人がいます。それは、神さまの恵みという土台に立つ心です。 

＊＊＊ 

天の父なる神様、
御子イエスによって、わたしたちを祝福の相続人としてくださったことを感謝します。あなたの恵みによって心を確かにし、生活を築くことができるように助け、導いてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【500】

〔復活され、天におられるイエス・キリストの言葉〕
見よ、わたしは戸口に立って、たたいている。だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。
（ヨハネの黙示録3章20節） 

＊＊＊ 

ラオディキアの教会の信仰と生活は〈冷たくもなく熱くもなく、なまぬるい〉ものでした（16節）。イエスさまは彼らの心に入ろうとなさいます。もう一度、彼らの内に愛の火を灯し、あたためるために、です。 

＊＊＊ 

主イエスよ、
信実な友としてわたしたちを訪ねてくださることを感謝します。心の内にあなたをお迎えします。あなたの教え、いやし、はげまし、鍛錬により、力を得て歩むものとならせてください。アーメン

この日も主と共に【499】

あなたはわたしの避けどころ、わたしの砦。
わたしの口は賛美に満ち
絶えることなくあなたの輝きをたたえます。
（詩編71編7、8節） 

人の口からは、心にあふれていることが出て来るのである。
（マタイによる福音書12章34節） 

＊＊＊ 

〈言葉〉は語る人の心につながっている、とイエスさまは言われます。思わず、あるいは、つい口に出た言葉であるとしてもです。神さまの愛につながる心で、練られた言葉を交わせるようになりたいと思います。 

＊＊＊ 

天の父なる神さま、
あなたの愛によってわたしたちの心をお守りください。あなたの愛につながる言葉を用いることができるようにしてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【498】

〔イエスは言われた。〕わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。
（ヨハネによる福音書14章23節） 

＊＊＊ 

神さまは、愛を一方通行で終わらせないお方です。ご自分を愛する者と共におられ、愛をもって応答なさいます。イエスさまとその言葉が愛の結び目です。 

＊＊＊ 

天の父なる神さま、
あなたは御子イエスを通して、愛について教えるだけでなく、実際に愛することを教えてくださいます。あなたの御言葉によって勇気と励ましをいただき、一歩ずつ、あなたの愛につながって生きるものとしてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【497】

天地の造り主、主が
あなたたちを祝福してくださるように。
天は主のもの、地は人への賜物。
（詩編115編15、16節） 

＊＊＊ 

この世界は神さまから与えられた恵みだ、と聖書は語ります。世界の営みには人間のさまざまな考えや力や関わりが大切ですが、さらに、それぞれの場所で神さまの恵みにお応えする心を大切にしたいと思います。 

＊＊＊ 

天の父なる神さま、
あなたがわたしたちを喜び、祝福してくださることを感謝します。現実に起きる出来事がすべてだと思うような心を広くしてください。あなたの祝福のうちに立ち、期待をもって、あなたから託された役割を担うものとならせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【496】

わたしはエフライムから戦車を　エルサレムから軍馬を絶つ。戦いの弓は絶たれ　諸国の民に平和が告げられる。
（ゼカリヤ書9章10節） 

天上のもの、地上のもの、地下のものがすべて、イエスの御名にひざまずき、すべての舌が、「イエス・キリストは主である」と公に宣べて、父である神をたたえるのです。
（フィリピの信徒への手紙2章10、11節） 

＊＊＊ 

武器を手にしてにらみ合うなら、平静に見えても平和ではありません。御子イエスを通して神さまに感謝と賛美を捧げるところに、一致と平和が与えられます。 

＊＊＊ 

天の父なる神さま、
あなたの愛と信実によって心を広げてください。あなたが作られる平和に参加し、また、分かち合うものとならせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【495】

・・・わたしの教えを心におく民よ。人に嘲られることを恐れるな。ののしられてもおののくな。
（イザヤ書51章7節） 

信仰の戦いを立派に戦い抜き、永遠の命を手に入れなさい。命を得るために、あなたは神から召され、多くの証人の前で立派に信仰を表明したのです。
（テモテへの手紙一6章12節） 

＊＊＊ 

信仰に〈戦い〉があります。それは相手を圧倒し、説き伏せることではなく、神さまを信頼し続け、また、神さまに生かされる自分であり続けることです。 

＊＊＊ 

天の父なる神さま、
さまざまな出来事が起きても、愛に満ちたあなたの御言葉によって、軸足のぶれない生き方ができるように助け、導いてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【494】

神は羽をもってあなたを覆い　翼の下にかばってくださる。
神のまことは大盾、小盾。　
（詩編91編4節） 

＊＊＊ 

神さまは、ときに〈翼〉や〈羽〉のようにやさしく、ときに〈大盾〉や〈小楯〉のように力強く、わたしたちを守られます。わたしたちはみな何かしらの弱さがあります。そのことをご存知の上で、神さまはわたしたちにより添い、守られます。 

＊＊＊ 

天の父なる神さま、
わたしたちの心や体を損おうとする誘惑や災いがせまるときに、わたしたちをお守りください。平和の王として来られた御子イエスによって、わたしたちの心と体、また生活を平安のうちに治めてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【493】

〔イエスは、〕群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。
（マタイによる福音書9章36節） 

＊＊＊ 

イエスさまは、わたしたちにとって、羊を守る羊飼いのようなお方です。しかも、丈夫で立派な羊だけを目にかけるのではなく、傷つき弱っている羊を心に留めるようにして、わたしたちを見つめ、守られます。 

＊＊＊

主イエスよ、
あなたは、わたしたちの丈夫な部分も、傷つき弱くなっている部分も知り、その上でわたしたちを愛し、守り抜いてくださることを感謝します。あなたから平安と力を受け取り、歩むものとならせてください。家族や友の歩みにも共にいてください。アーメン

この日も主と共に【492】

あなたがたが子であることは、神が、「アッバ、父よ」と叫ぶ御子の霊を、わたしたちの心に送ってくださった事実から分かります。ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神によって立てられた相続人でもあるのです。
（ガラテヤの信徒への手紙4章6、7節） 

＊＊＊ 

聖書は、神さまとわたしたちの関係を〈親子〉として表現します。神さまはご自分にかけて、わたしたちに祝福を受け継がせてくださるお方です。 

＊＊＊ 

天の父なる神さま、
あなたは、祝福を受けるべき子としてわたしたちを創造してくださいました。どのようなときでも、御子イエスによって、自分は今もあなたの子であるという平安に立たせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【491】

白髪の人の前では起立し、長老を尊び、あなたの神を畏れなさい。
（レビ記19章32節） 

兄弟愛をもって互いに愛し、尊敬をもって互いに相手を優れた者と思いなさい。
（ローマの信徒への手紙12章10節） 

＊＊＊ 

神さまの御前では国籍・性別・年齢・経歴・立場が異なってもみな尊重されるべきだと聖書は述べます。神さまはわたしたちを創造されたお方で、一人一人がこの世に存在することを重んじておられるからです。 

＊＊＊ 

天の父なる神さま、
あなたに喜ばれて生きる幸いがあることを教えてください。あなたを敬うこと、人を尊重すること、自分自身を大切にすることが別々ではなく、一つになる生き方を導いてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【490】

〔イエスは天を仰いで言われた。〕わたしは、もはや世にはいません。彼らは世に残りますが、わたしはみもとに参ります。聖なる父よ、わたしに与えてくださった御名によって彼らを守ってください。わたしたちのように、彼らも一つとなるためです。
（ヨハネによる福音書17章11節） 

＊＊＊ 

イエスさまは、地上に残された弟子たちのために神の守りを祈られました。このイエスさまの祈りによって、今の小隊（教会）も、そこに連なるわたしたちも守られています。 

＊＊＊ 

主イエスよ、
あなたの祈りの中にわたしも入れられていることを感謝します。あなたの御名によって小隊（教会）を一つにし、支えてください。また、家族や友にも共にいてお守りください。アーメン

この日も主と共に【489】

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです。
（テサロニケの信徒への手紙一5章16～18節） 

＊＊＊ 

神さまが望んでおられるのは、言いかたを変えれば、わたしたちがさびしくなり、心をあらわす場も見いだせず、『どうして自分だけがこうなのか』という悲しみに閉じ込められないようにということでもあります。 

＊＊＊ 

天の父なる神さま、
あなたがわたしたちの生活の中に喜びの機会、祈りの機会、感謝する機会を与えてくださっていることを見出させてください。少しずつ喜びと祈りと感謝を重ねて、あなたに愛のうちに成長する幸いに与らせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

この日も主と共に【488】

ユダの家の中で難を免れ、残った者たちは再び根を下ろし、上には実を結ぶ。（列王記下19章30節） 

麦の初穂が聖なるものであれば、練り粉全体もそうであり、根が聖なるものであれば、枝もそうです。
（ローマの信徒への手紙11章16節） 

＊＊＊ 

〈根〉を下ろしてさえいるならば、ふたたび芽を出し、実を結ぶことができます。神さまの愛、聖さ、正しさに、〈根〉を下ろしたいと思います。 

＊＊＊ 

天の父なる神さま、
御子イエスを通して、あなたの愛と聖さと正しさに与らせてくださることを感謝します。あなたの善いものによって実を結ぶ生き方を教え、導いてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン