9/08/2023

この日も主と共に【970】

わたしは、忠実な兄弟と認めているシルワノによって、あなたがたにこのように短く手紙を書き、勧告をし、これこそ神のまことの恵みであることを証ししました。この恵みにしっかり踏みとどまりなさい。(ペトロの手紙一5章12節)

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ペトロの手紙は、彼自身がすべてを書いたのではなく、ペトロの語ったことを《忠実な兄弟・・・シルワノ》が書き起こしました。《シルワノ》は《シラス》とも呼ばれ、もとはアンティオケア教会の《兄弟たちの中で指導的な立場にいた人》であり、《預言する者》、すなわち聖書に基づいて神様の御心を伝える人でした。そして、パウロやテモテと一緒に各地を訪ね、イエス・キリストが救い主であると宣べ伝えました(参照使徒15章22、32、40節、27~28章、コリント二1章19節、テサロニケ一1章1節、テサロニケ二1章1節)。シラスがどのような経緯でペトロのそばにいるようになったのかはわかりませんが、彼はパウロにとっても、ペトロにとっても良き信仰の友であり、イエス様のために協力しました。今も教会・小隊は、シラスのような人たちによって担われ、支えられています。

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天の父なる神様、教会・小隊においてイエス様にの愛につながり、共にあなたを見上げて生きる《忠実な友》となることができますように、教え、導いてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン


9/06/2023

ご案内:9月10日(日)神戸小隊120周年記念聖別会(礼拝)



神戸小隊120周年記念集会

9月10日(日)

午前11時(~0時30分ごろ)

記念聖別会(礼拝)

※15分前から賛美と祈りを捧げます。

※聖書や賛美は受付で貸し出しの用意がありますので、聖書をお持ちでなくともお気軽にお出かけください。

※プログラムにおいて「献金」を捧げますが、神様への感謝を表すものであり、
入場料ではありません。

ご案内:9月9日(土)ゴスペル・ストーリー・カフェタイム

神戸における救世軍の働きは1903年(明治36年)に始まりました。神戸小隊は、戦争中に組織・名称を変更した時期もありましたが、今年で120周年を迎えました。このことを記念して、次の特別な催しをいたします。




神戸小隊120周年記念

9月9日(土)午後2~3時

(開場、会館前の音楽開始は午後1時半)

ゴスペル・ストーリー・カフェタイム

(入場無料)


コーヒーとお菓子(無料)、音楽と聖書の言葉をお贈りします。神様の恵みの物語(ストーリー)に触れ、心が元気になるひと時となりますように。みなさまのご来会をお待ちしております。どうぞお出かけください。


【音楽】

神戸小隊アンサンブル

大阪セントラルホールバンド

(京阪神地区の救世軍の有志による金管バンド)

天満小隊タンバリン隊 など


【聖書メッセージ】

司令官 スティーブン・モーリス大佐

女性部会長 ウェンディ・モーリス大佐

この日も主と共に【969】

しかし、あらゆる恵みの源である神、すなわち、キリスト・イエスを通してあなたがたを永遠の栄光へ招いてくださった神御自身が、しばらくの間苦しんだあなたがたを完全な者とし、強め、力づけ、揺らぐことがないようにしてくださいます。(ペトロの手紙一5章10節)

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ペトロが手紙を送った各地の教会は、信仰が理由となってさまざまな苦難を経験していました。それでも、《あらゆる恵みの源である神》があなたがたと共におられると、ペトロは語ります。神様は、信じる者たちを《完全な者》にしてくださるお方です。これは、完全無敵になるというよりもむしろ、神様の愛と力に支えられ、傷ついてもかならず回復させていただけることを示しています。そして、神様は信じる者たちを《強め、力づけ、揺らぐことがないようにしてくださいます》。この神様が、ペトロと当時の教会だけでなく、今もわたしたちと共にいてくださいます。神様はイエス・キリストを通して、今もわたしたちをご自分のもとへ、《永遠の栄光》へと招いてくださっています。

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天の父なる神様、あなたを信じていながら苦しみを味わう時に、その状況でもあなたの恵みから離れていないことを教えてください。ペトロと同じように、《しかし》と声を上げ、なおもあなたを見上げる心をお与えください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン