6/03/2022

この日も主と共に【563】使徒言行録より(6)

一同は聖霊に満たされ、“霊”が語らせるままに、ほかの国々の言葉で話しだした。
(使徒言行録2章4節) 

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ペンテコステの日、聖霊を受けた弟子たちは「ほかの国々の言葉で話しだし」ました(4節)。大切な点は、何語を話したのかということよりも、彼らが周囲を恐れず、確信をもって、大胆に語ることができたということです。「神はこのイエスを復活させられたのです。わたしたちは皆、そのことの証人です」と(32節)。そのため、〈天下のあらゆる国〉からエルサレムに来ていた人々は〈めいめいが生まれた故郷の言葉〉で〈神の偉大な業〉を聞くことができました(5、8、11節)。聖霊はわたしたちに自由に働きかけ、神の恵みの出来事に参加させてくださいます。 

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天の父なる神さま、聖霊の働きを新しくお与えください。そして、大切なこと、必要なこと、何よりもあなたの救いの恵みをのびやかに表すものとならせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン