9/05/2022

この日も主と共に【657】創世記より(2)

地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。(創世記1章2節) 

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神さまが天地を創造される前、①《地は混沌であって、闇が深淵の面にあり》ました。これは無秩序な状態を表しています(参照 口語訳「地は形なく、むなしく」)。しかしまた、②《神の霊が水の面を動いて》いました。「動く」は、鳥が羽ばたいてある地点の上に留まっているさまを表しています。わたしたちの一日もすべてを見通せず、ときには《混沌》にさえ思う時があります。しかし《神の霊》である聖霊は、神を信じる者たちの心と体、さらに時間をも覆うようにして共におられます。神さまが新しく創造された贈り物として一日を受け取り、歩んでまいりましょう。 

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天の父なる神さま、あなたの聖霊によってわたしたちを覆い、お守りください。この日をあなたの造られた世界のたしかな一部として受けとめ、歩ませてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン