9/13/2022

この日も主と共に【665】創世記より(10)

主なる神は人を連れて来て、エデンの園に住まわせ、人がそこを耕し、守るようにされた。(創世記2章8節) 

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神は、人にエデンの園の管理を任されました。これが世界で最初の人間の「仕事・労働」となりました。
神が中心におられる園において、《土の塵》から創造された人が(7節)、自分の背景となる土を耕し、守るという光景は、神と人との間に交わりがあり、神のもとで人と自然が調和しているときに、人らしく営んでいけることを教えています。
今日、人が自然を消費し、自然が人を脅かす状況、人の作り出した労働がかえって人間性を損なう状況が生じていますが、神の恵みによって自分のあり方と自分の務めを確認し、取り組んでいくものでありたいと願います。 

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天の父なる神さま、あなたはわたしたち一人一人に役割を与え、世界に置かれました。祝福として備えられた自分の場所と務めを知り、携わるものとならせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン