10/01/2022

この日も主と共に【683】創世記より(28)

この町の名はバベルと呼ばれた。主がそこで全地の言葉を混乱(バラル)させ、また、主がそこから彼らを全地に散らされたからである。(創世記11章9節) 

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《東の方から移動してきた人々》がれんがやアスファルトを開発して、町を建て始めました(2~5節)。技術自体は悪ではありません。しかし、①《天まで届く塔のある町を建て、有名になろう》、また、②《全地に散らされることのないようにしよう》という彼らの動機は、《地に満ちよ》との神の祝福(9章1節)を拒否して、自己実現を目指すものでした。神は自己中心の動機を喜ばれず、言葉の混乱を通して彼らの企てを止めさせ、全地に散らされました。 

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天の父なる神さま、聖書を通して届けられているあなたの言葉を受け入れ、福音(良い知らせ)を分かち合うものとならせてください。御子イエスのもとに共に集まり、神の御国を共に築く喜びに参加させてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン