10/09/2022

この日も主と共に【691】出エジプト記より(1)

イスラエルの人々は労働のゆえにうめき、叫んだ。労働のゆえに助けを求める彼らの叫び声は神に届いた。神はその嘆きを聞き、アブラハム、イサク、ヤコブとの契約を思い起こされた。(出エジプト記2章23、24節) 

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ヨセフの死後もイスラエル人はエジプトで暮らし、430年の歳月が経ちました(12章40節)。イスラエル人は数を増したために、エジプト人から敵視され、重労働によって虐待されました(1章7、11節)。イスラエル人は嘆き叫びましたが、もはや神を明確には覚えていなかったようです。しかし神の側でイスラエル人を覚えておられ、先祖たちとの契約に立って行動を開始されました。神の誠実と憐れみがあるかぎり、わたしたちのための救いは開かれています。 

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天の父なる神さま、あなたがわたしたちの嘆きを聞いてくださることを感謝します。あなたの慰めと助けによって、わたしたちを支えてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン(参照詩編56編9節)