12/13/2022

アドベントの黙想 2022【13】

《第13日目》
クリスマスの祝福をお祈りいたします。 

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『世界よ、喜べ!主が来られた。全地よ、王を迎え入れよう。』※

この言葉は、すべてを包み込む祝いに一緒に加わるようにと、わたしたちを招く。
この言葉は、喜びと希望と信仰を沸き立たせる。 

イエスが来られた!
神が人となられた。 
いまだかつて聞いたことのない出来事が起きた。 
神が、わたしたちと共にいてくださる。 
神が、わたしたちと同じところにいてくださる。 
神が、わたしたちのためにいてくださる。 

しかし、喜びを得ることは容易ではない。 

それにはいろいろな理由がある。
自分のせいである場合もあれば、そうではない場合もある。
喜びが得られないのは、腐敗した人々、私利私欲に走る人々、搾取する「持てる者たち」のせいだけではない。
あるいは、抑圧されている人々、無視されている人々、幻滅させられた「持たざる者たち」の問題だけでもない。

深い喜びは、わたしたちの内面が平和を知ならければ得られないのだ。 

それだからこそ、クリスマスの賛美は、イエスを迎えるようにと、わたしたちを招く。

このお方こそ、喜びをもたらすお方(Joy-bringer)。
その喜びには力がある。
神の恵みと真理が伴っているからだ。 
じつにかけがえのない喜びが、この世界にもたらされたのだ! 

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※原文(英語)では、この一文が9個の単語からできています。