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祖国の都エルサレムの復興のために、エズラは祭司・書記官として礼拝と教育を受け持ち、ネヘミヤは献酌官・長官・総督として行政や対外的な交渉を受け持ちました。自分の手当てを返上し、異民族の妨害を防ぎ、住民登録・区画整理・商取引・警備の整備も行いました。ただし、彼はただ実務をこなしたのではありませんでした。《神よ》と呼びかける、ネヘミヤの個人的な祈りが9ヶ所あります(参照1、3、5、6、13章)。彼は祈りながら、神のため、人々のために自分の務めを果たしました。
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天の父なる神様、ネヘミヤのようにあなたに祈り、日ごとの務めに向かい合うものとならせてください。あなたが、御子イエスを信じる者たちの取り組みをけっして無駄になさないことを感謝します。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン(参照Iコリント15章58節)