ヨセフは起きて、夜のうちに幼子とその母を連れてエジプトへ去り、ヘロデが死ぬまでそこにいた。それは・・・主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。(マタイによる福音書2章14、15節)
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ヘロデ王に命を狙われたためにヨセフ、マリア、幼子イエスの家族はエジプトに逃れました。恐れや緊張や不安を抱える旅路であったことでしょう。しかしマタイは預言者ホセアの言葉を示し、彼らの旅路が神の救いの計画の一部であったと述べます(ホセア書11章1節)。このような経験をされたイエス・キリストが、「世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」と約束しておられます(28章20節)。
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天の父なる神様、「死の陰の谷を行くときもわたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる」という平安を、御子イエスによってお与えください。「インマヌエル」の名を持つ主、イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン(詩編23編4節)