『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』・・・あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。(マタイによる福音書6章31~33節)
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イエス・キリストは、神とわたしたちの関係をゆがめてしまうものとして「人からの報い(賞賛)」について注意されました(1~18節)。それに続けて「地上の富」と「思い悩み」についても注意を促されました(19~34節)。将来についてよく考え、取り組むことは大切です。ただし、その行き着く先が自分だけの世界に閉じないように、イエス・キリストは《神の国と神の義》を求めよと言われます。
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天の父なる神さま、あなたは《神の国》を与え、わたしたちを一人きりにせず、共に生きてくださいます。今日必要な糧と力を与え、平安のうちに進ませてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン