わたしたちに必要な糧(かて)を今日与えてください。(マタイによる福音書6章11節)
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「主の祈り」の内容の第四番目は、《糧(かて)》、すなわち食物を求める祈りです。
①わたしたちは糧(かて)を必要とする、限りのある存在です。
②神はわたしたちを創造されたお方として、また天の父として、わたしたちを養い、守られます。神が与えてくださる《糧(かて)》は恵みです。
③具体的な《糧(かて)》を通して神の恵みを見出すためには、《神の口から出る一つ一つの言葉で生きる》ことが必要です(4章4節、参照 申命記8章3節)。
わたしたちはこの祈りを通して、自分たちの命と体が神の恵みに根差すものであるようにと招かれています。
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天の父なる神さま、《むなしいもの、偽りの言葉をわたしから遠ざけ・・・わたしのために定められたパンでわたしを養ってください。》あなたに信頼し、あなたの恵みによって力を受ける歩みを導いてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン(箴言30章8節)