2/15/2023

この日も主と共に【820】主を信じ、主に従う(3)

わたし〔イエス〕の後に従いたい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。(マルコによる福音書8章34節)

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《十字架》はローマ帝国の死刑の道具であり、恥、苦しみ、死のしるしでした。しかし、イエス・キリストは神にまったく従がうために十字架を受け入れられました。《自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい》とは、苦難を背負わなければ信仰を深められないし、救われないという意味ではなく、たとえ苦難を味わうとしても神の御心と共に歩み続け、神に従う歩みをまっとうしなさいという意味です。それは見通しのよい、なだらかな道のりとは言えないかもしれません。しかし確かなことは、イエス・キリストご自身がわたしたちの先を行き、道を開いてくださっています。

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主イエスよ、あなたは十字架を背負い、ご自分のすべてをかけて父なる神の御心と共に生きる道を開かれました。その道を共に歩むものとならせてください。アーメン