〔イエスは言われた。〕安息日に律法で許されているのは、善を行うことか、悪を行うことか。命を救うことか、殺すことか。(マルコによる福音書3章4節)
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安息日、イエス・キリストは祈るために会堂に向かわれました。そこに片手の不自由な人がいました。宗教の指導者たちが《イエスを訴えようと思って、安息日にこの人の病気をいやされるかどうか、注目して》いました(2節)。もし病気をいやしたなら律法に背いたと責めるつもりでした。彼らにとって病気の人は口実であり、病気の苦しみ、悲しみ、孤独は顧みられませんでした。それをご覧になったイエス・キリストは、神が安息日に求められるのは善を行い、命を救うことであると語り、病気の人をいやされました。
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天の父なる神さま、御子イエスを通して、その時、その場において必要とされる善い働きが何であるかを教えてください。あなたの善い御心と共に歩ませてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン