3/08/2023

この日も主と共に【840】主の晩餐(3)

わたしの父の家には住む所がたくさんある。・・・行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って来て、あなたがたをわたしのもとに迎える。こうして、わたしのいる所に、あなたがたもいることになる。(ヨハネによる福音書14章2、3節)

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主イエスから死と別れを告げられ、弟子たちは動揺したのでしょう。主イエスは、《心を騒がせるな。神を信じなさい。そして、わたしをも信じなさい》と語られました(1節)。主イエスにとって十字架の死には、①《わたしの父の家》、すなわち、天の父である神のもとに行く、②神の国において弟子たちのための場所を用意する、③ふたたび戻って来て弟子たちを迎えるという目的がありました。主イエスの十字架は、彼を信じる者たちのための新しい始まりです。

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主よ、あなたは十字架の死を引き受けわたしたちの救いのために進まれました。《道、真理、命》となってくださった、あなたの後に続かせてください。アーメン(6節)