兵士たちは・・・イエスに紫の服を着せ、茨の冠を編んでかぶらせ、「ユダヤ人の王、万歳」と言って敬礼し始めた。また何度も、葦の棒で頭をたたき、唾を吐きかけ、ひざまずいて拝んだりした。このようにイエスを侮辱したあげく・・・十字架につけるために外へ引き出した。(マルコによる福音書15章16~20節)
***
ローマの兵士たちは言葉や暴力によって主イエスを侮辱しました。権力を笠(かさ)に着て、嬉々(きき)として弱い者を虐(しいた)げるありさまは今の時代でもさまざまに現れます。主イエスは傷を負う者の側に立たれます。《見るべき面影はなく 輝かしい風格も、好ましい容姿もない。彼は軽蔑され、人々に見捨てられ 多くの痛みを負い、病を知っている。・・・彼が担ったのはわたしたちの病 彼が負ったのはわたしたちの痛みであった・・・》(イザヤ書53章2~4節)。
***
主イエスよ、苦しみをお受けになったあなたに、わたしの救い、ゆるし、いやしがあることを感謝します。アーメン