4/14/2023

この日も主と共に【876】詩編(4)

なぜうなだれるのか、わたしの魂よ
なぜ呻(うめ)くのか。神を待ち望め。
わたしはなお、告白しよう
「御顔(みかお)こそ、わたしの救い」と。
(詩編42編6節)

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《昼も夜も、わたしの糧(かて)は涙ばかり》としか言えない日々(4節)。
神に見放されたように感じられる日々(3、10節)。
《お前の神はどこにいる》と心を折られるような日々(4、11節)。
そのような日々があることを聖書は知っています。その上でなお《神を待ち望め》と語ります。その言葉に心と祈りを合わせる時、くじけそうになる自分とは別に、神に支えられて立ち上がる自分が形づくられます。復活され、わたしたちの内に生きてくださるイエス・キリストが呼び覚ましてくださる、新しい自分です。

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天の父なる神さま、あなたの信実によって心を支えてください。心が渇く時に力と勇気を注ぎ入れてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン