主人は言った。『忠実な良い僕だ。よくやった。お前は少しのものに忠実であったから、多くのものを管理させよう。主人と一緒に喜んでくれ。』(マタイによる福音書25章21節)
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イエスさまは、主人の財産を管理する僕(しもべ)をたとえにして、わたしたちの人生が神さまから預かっているものであり、めいめいが神さまからどのように生きたのかを問われると教えられました。神さまに気に入られる功績を立てなさいという意味ではありません。《よくやった》と神さまと一緒に喜ぶことのできる人生があるというのです。『自分で自分をほめてあげたい』と言えるように精一杯とりくむ人生は貴いものですが、聖書はさらに、神さまが一緒に喜んでくださる人生へとわたしたちを招いています。
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天の父なる神さま、いろいろなことがあっても最後には喜びをもってあなたに報告できる人生となるように、この日の導きと助けをお与えください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン