1/04/2024

クリスマスの祈り&新年を迎える祈り【32】

・・・東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。学者たちはその星を見て喜びにあふれた。家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。(マタイによる福音書2章9~10節)

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占星術の学者たちは《星》に導かれ、イエス様のもとにたどり着きました。《幼子は母マリアと共におられた》という表現は、学者たちの心が家族全員に向かったというよりも、幼子イエス様に集中していたことを表しています。彼らは《ひれ伏して幼子を拝み》、《黄金、乳香、没薬を贈り物として献げ》ました。これらはどれも貴重な品であり、一般の人々にはおよそ手の届かないものでした。しかし、学者たちは幼子イエス様が真の意味で貴いお方であること、すなわち、《王》また《メシア》(救い主)であることを認め、自分たちの最善をもって心を表しました(2、4節)。このような学者たちの旅路と礼拝に加わるようにと、聖書は今日のわたしたちも呼びかけています。

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天の父なる神様、あなたはわたしたちを救うため、貴いお贈り物として御子イエス様をわたしたちに与えてくださいました。イエス様を受け入れ、わたしたちも東方の学者たちのように、まごころから応答するものとならせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン