6/28/2022

この日も主と共に【588】使徒言行録より(30)

エルサレムにいた使徒たちは、サマリアの人々が神の言葉を受け入れたと聞き、ペトロとヨハネをそこへ行かせた。二人はサマリアに下って行き、聖霊を受けるようにとその人々のために祈った。(使徒言行録8章14、15節) 

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エルサレムの教会に対して激しい迫害が起こりました(1節)。ステファノの同僚であったフィリポはエルサレムを離れてサマリアの地に移り、そこで福音を宣べ伝えました(5、12節)。サマリアはユダヤと長い間対立していた地域でしたが、人々は心を開きイエス・キリストを信じました。迫害はかえって、民族の対立を超えてイエス・キリストの福音が広く伝えられていく機会となりました。 

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天の父なる神さま、あなたは、わたしたちにとっては困難な出来事をも用いて、福音を告げ知らせる機会となさいます。どこにあってもあなたを信頼し、あなたのなさること柔らかい心をもって応じるものとならせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン