7/12/2022

この日も主と共に【602】使徒言行録より(44)

わたしは、あなたをこの民と異邦人の中から救い出し、彼らのもとに遣わす。それは、彼らの目を開いて、闇から光に、サタンの支配から神に立ち帰らせ、こうして彼らがわたしへの信仰によって、罪の赦しを得、聖なる者とされた人々と共に恵みの分け前にあずかるようになるためである。(使徒言行録26章17、18節) 

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パウロは、総督フェリクス(24章)、総督フェストゥス(25章)、アグリッパ王(26章、ローマ帝国に承認されてパレスチナ地方を治めたアグリッパ二世)の前で裁判を受けました。パウロはそれらの裁判の弁論の機会も、イエス・キリストを宣べ伝えるために使いました。パウロは、権力者たちを前にしてもぶれることはありませんでした。イエス・キリストの救い、また、復活して生きておられる主との交わりによって、パウロは自分を確かにし、立っていました。 

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天の父なる神さま、あなたは御子イエスによってわたしたちを救い、神の子、神の聖なる民として受け入れてくださいました。さまざまな出来事に囲まれる時にも、あなたに救われ、愛され、生かされている事実に根を下ろし、心を確かにして歩むものとならせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン