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パウロは、総督フェリクス(24章)、総督フェストゥス(25章)、アグリッパ王(26章、ローマ帝国に承認されてパレスチナ地方を治めたアグリッパ二世)の前で裁判を受けました。パウロはそれらの裁判の弁論の機会も、イエス・キリストを宣べ伝えるために使いました。パウロは、権力者たちを前にしてもぶれることはありませんでした。イエス・キリストの救い、また、復活して生きておられる主との交わりによって、パウロは自分を確かにし、立っていました。
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天の父なる神さま、あなたは御子イエスによってわたしたちを救い、神の子、神の聖なる民として受け入れてくださいました。さまざまな出来事に囲まれる時にも、あなたに救われ、愛され、生かされている事実に根を下ろし、心を確かにして歩むものとならせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン