7/18/2022

この日も主と共に【607】ガラテヤの信徒への手紙より(1)

生きているのは、もはやわたしではありません。キリストがわたしの内に生きておられるのです。わたしが今、肉において生きているのは、わたしを愛し、わたしのために身を献げられた神の子に対する信仰によるものです。 (ガラテヤの信徒への手紙2章20節) 

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ガラテヤの教会に《キリストの福音を覆そうとしている》人々が現れました(1章7節)。彼らは『神に認められるためにはイエスを信じるだけでなく、ユダヤ人に与えられた神の掟(律法)を守らねばならない』と主張しました。これに対してパウロは、《もし、人が律法のお陰で義とされるとすれば、それこそ、キリストの死は無意味になってしま》うと語り、《人は律法の実行ではなく、ただイエス・キリストへの信仰によって義とされる》と断言します(16、21節)。わたしたちの救いの根拠は、自分の努力や成果ではなく、ただイエス・キリストにあります。 

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天の父なる神さま、わたしたちを愛し、救うために御子イエスを遣わしてくださったことを感謝します。《キリストがわたしの内に生きておられる》ことが命となり、力となる歩みを教え、導いてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン