7/30/2022

この日も主と共に【620】ローマの信徒への手紙より(7)

食べる人は主のために食べる。神に感謝しているからです。また、食べない人も、主のために食べない。そして、神に感謝しているのです。 ・・・ わたしたちは、生きるとすれば主のために生き、死ぬとすれば主のために死ぬのです。従って、生きるにしても、死ぬにしても、わたしたちは主のものです。(ローマの信徒への手紙14章6、8節) 

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イエス・キリストを信じる信仰は一致や協力を大切にしますが、目に見える行動や生活を全部同じにすること自体が目標ではありません。聖書の示す原則は、①お互いがキリストに救われている事実を尊重すること(3、9、15b節)、② 信仰において挑戦を受けている人々を優先して思いやること(1、13、15a節)、③ 人に正しい裁きをなさるのは神のみであることを心に留めて、自分自身について責任をもって生きること(5、10、22節)、です。 

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天の父なる神さま、あなたに与えられた個性を、さらに信仰でさえも、優劣に置きかえようとする考え方や試みからわたしたちをお守りください。信仰と生活において困難を覚える仲間を顧みてください。わたしたちの小さい言葉と行いを、あなたの配慮の道具として用いてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン