7/31/2022

この日も主と共に【621】コリントの信徒への手紙より(1)

わたしたちは、十字架につけられたキリストを宣べ伝えています。すなわち、ユダヤ人にはつまずかせるもの、異邦人には愚かなものですが・・・神の力、神の知恵であるキリストを宣べ伝えているのです。神の愚かさは人よりも賢く、神の弱さは人よりも強いからです。(コリントの信徒への手紙一1章23~25節) 

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コリントの教会は、人の知恵や力や強さの競い合いに巻き込まれていました。それを知ったパウロは、神の知恵や神の力は人の目には愚かで弱く映るものを通して現れたと語ります。その何よりの証(あか)しは《十字架の言葉》、すなわちイエス・キリストが神の御子でありながら、わたしたちの救いのために十字架で死んでくださったことです(18節)。 

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天の父なる神さま、《十字架の言葉》を受け入れ、御子イエスによって、あなたの知恵と力をいただいて歩むものとならせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン