8/01/2022

この日も主と共に【622】コリントの信徒への手紙より(2)

食物のことがわたしの兄弟をつまずかせるくらいなら、兄弟をつまずかせないために、わたしは今後決して肉を口にしません。(コリントの信徒への手紙一8章13節) 

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コリントの町では異教の儀式に使われた肉が店に並びました。そのため、『そのようないわくつきの肉を食べてもよいかどうか』が教会で議論になりました。パウロは、『肉を食べること自体は信仰に背くことではないが、それを見聞きした仲間が動揺する可能性があるのならば、その人のために食べない』と語ります。わたしたちもしばしば自分で考え、判断しなければならない場合があります。聖書は、自分の選択によって影響を受ける可能性のある人たちのことも考えるように、わたしたちの心を広げてくれます。 

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天の父なる神さま、自分がしたいこと、なすべきこと、できるとしても時を待つべきことを見分けて、取り組めるように、知恵と力をお与えください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン