8/14/2022

この日も主と共に【635】牧会の手紙より(1)

神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。神は唯一であり、神と人との間の仲介者も、人であるキリスト・イエスただおひとりなのです。(テモテへの手紙一2章4、5節) 

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テモテとテトスは、パウロに協力した若い伝道者たちです(参照 使徒16章1節、ガラテヤ2章1節)。パウロが彼らのために書いた手紙は『牧会書簡』と呼ばれます。パウロはテモテに《すべての人々》を救うことが神の御心であり、そのために御子イエスが救い主となってくださったので、《すべての人々》のために祈り、福音を伝えるようにと勧めます(1、2、5、7節)。パウロが大切に伝えたいのは、一つの教会をうまく切り盛りする秘訣ではなく、世界に福音を宣べ伝える働きのなかで自分の分を担うという使命です。 

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天の父なる神さま、すべての人々を愛し、救われる、あなたの大きな御心と御業のもとに歩ませてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン