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テモテはたびたび病気にかかり(5章23節)、気持ちがくじけてしまうこともあったようです(テモテ二1章6~8節)。また、その姿は教会の仲間には頼りなく映ったようです。そのようなテモテに対して、パウロは《模範》になりなさいと励まします。立派な自分を示せという意味ではありません。聖書そのものから力を受け、自分の意志や人の評価ではなく、教会に祈って送り出された原点に基づいて務めにあたるようにという意味です。わたしたちの信仰者としての《進歩》、成長も、同じ道のりにあります(15節)。
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天の父なる神さま、あなたの御言葉の力、また祈りの力によって、わたしたちを力づけ、成長させてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン