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『ヤコブの手紙』、『ペトロの手紙』、『ヨハネの手紙』は、特定の教会ではなく各地の教会を励ますために書かれた手紙であり、『公同書簡』と呼ばれます。ヤコブはイエス・キリストの兄弟であり、エルサレムの教会を導く一人となりました(参照ガラテヤ1章19節、2章9節)。ヤコブは仲間の信仰を励まし、神の御言葉を①《真理の言葉》として心に受け入れ(18節)、②実際に行うようにと勧めます。食物を体に取り入れ、体を動かすことが健康につながるように、神の御言葉(聖書)によって、心と実際の生活がともに健やかにされる幸いな道がわたしたちにも開かれています。
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天の父なる神さま、あなたの御言葉を受け入れ、信頼し、従い、あなたの恵みの世界に進み入らせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン