8/29/2022

この日も主と共に【650】公同書簡より(2)

わたしの兄弟たち、自分は信仰を持っていると言う者がいても、行いが伴わなければ、何の役に立つでしょうか。・・・行いが伴わないなら、信仰はそれだけでは死んだものです。(ヤコブの手紙2章14、17節) 

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ヤコブは『善い行いをしなければ救われない』と言ってはいません。わたしたちは、ただイエス・キリストを信じることによって救われます。ヤコブが伝えたいことは、まことに信じる人には神さまの愛が働きかけ、行いの実を結ばせてくださるということです。イエスさまご自身、言葉と共に行いをもって神の愛を現わしてくださいました。わたしたち救世軍がかかげる『心は神に、手は人に』という標語も、同じ思いを表しています(参照15、16節)。 

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主イエスよ、いろいろな自分を使い分け、あるべき自分を失う誘惑や危険からわたしたちをお守りください。言葉も行いもあなたの愛に一筋につながり、神様との間にも人の間にも実を結ぶものとならせてください。アーメン