9/19/2022

この日も主と共に【671】創世記より(16)

蛇は女に言った。「決して死ぬことはない。それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなることを神はご存知なのだ。」(創世記3章4、5節) 

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蛇は、《神は言われたのか》と確かめるような様子で、女に問いかけました(1節)。女の返事は、神が実際に男に語られた言葉とは微妙に違います(3節、参照2章17節)。その言葉のズレに表れた心のすきを突いて、蛇は神が嘘をついていると主張し、神の言う通りにしない方が良い経験ができると女をそそのかしました。悪や罪の手口はすぐに分かる場合もありますが、多くの場合は巧みに論点をずらしながら最終的にわたしたちを支配するものであることを、聖書は教えています。《すべてを吟味して・・・あらゆる悪いものから遠ざかりなさい。》(テサロニケ一5章21、22節) 

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天の父なる神さま、本当に大切なことを吟味し、選び、実行できる知恵と力を与え、悪よりお守りください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン