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神の園で幸せに暮らす男と女に、《蛇》が忍び寄ります。蛇は野の生き物のうちで最も賢く(口語訳「狡猾で」)、人と意思疎通ができました。《蛇》は自分を名付けてくれた男にではなく、あえて女に話しかけました(参照2章19、20節)。この後、蛇の言葉は神と男と女の交わりを破壊します。蛇が悪魔(サタン)であるとは明言されませんが、《偽り者》である悪魔(サタン)の姿や働きを見てとることができます(参照ヨハネ8章44節)。聖書は、わたしたちに「目を覚ましていなさい」と注意を呼びかけています。
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天の父なる神さま、聖書を通してあなたの語られる言葉を注意深く聞き、心の目を覚ましていることができるように助けてください。誘惑と災いからお守りください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン