9/27/2022

この日も主と共に【679】創世記より(24)

主は、地上に人の悪が増し、常に悪いことばかりを心に思い計っているのを御覧になって、地上に人を造ったことを後悔し、心を痛められた。(創世記6章5、6節) 

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地上に人が増え、《神の子らが人の娘たちのところに入って産ませた者・・・大昔の名高い英雄たち》である《ネフィリム》も現れました(4節)。これにはさまざまな解釈がありますが、肝心な点は人が勢力を増し、人間の領域を拡張したということです。しかしそれは《悪》の拡張でもありました。神は《地上に人を造ったことを後悔し、心を痛められました》。聖書の神は、神でありながら《心を痛め》るお方です。創造された世界に、そして、わたしたちにも、終わりまで責任をもって関わろうとなさるからです。 

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天の父なる神さま、あなたはわたしたち一人一人をご覧になり、悲しみや喜びを抱かれます。あなたと喜びを共にする歩みを、聖霊によって助け、導いてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン