《第21日》
クリスマスの祝福をお祈りいたします。
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「はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」(マタイによる福音書25章40節)
この言葉は、わたしたちが他の人々を大切にすること、あるいは大切にしないことは、イエスに対して同じことをしているのだと教えている。
良いことも、悪いことも。
イエスは、他の人に対して行うことは、ご自分に対して行っているようなものである、と言われたのではない。
彼は、他の人に対して行うことは、ご自分に対して行っていることだ、と言われた。
それだけ、イエスはわたしたち一人一人にとって身近でいてくださり、ご自分と一つにしておられる。
わたしたちはイエスと表裏一体の間柄なのだ。
イエスの愛は、わたしたちに資格を求めない。
イエスの愛は、彼ご自身がどのようなお方であるかに根拠がある。
それだからこそ、イエスご自身、わたしたち一人一人を大切にしてくださるのだ。
ご自分のこととして。
神は、ご自分の創造されたものと一つになってくださる。
そのことを、飼い葉桶に寝かされた幼子の姿は示している。
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