人の子は仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのである。(マルコによる福音書10章45節)
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イエス・キリストは神の御子であり、すべての人を救うお方としてこの世に来られました。しかし人々を屈服させるのではなく、むしろ人々にお仕えになり、ご自分の命をも犠牲にされました。そのようにしてイエス・キリストは神の御心に従う道を歩み抜かれました。その極みが十字架の死と復活でした(参照 8章31節)。『マルコによる福音書』は、イエス・キリストがわたしたちの救いのために、苦しみさえも負ってくださった神の僕(しもべ)であると証ししています。
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天の父なる神様、御子イエスがご自分の命を献げるほどにわたしたちを愛し、罪と死から救い出してくださったことを感謝します。あなたの御心と共に歩まれた御子イエスの後に続くものとならせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン