あなたがたの五体を不義のための道具として罪に任せてはなりません。かえって、自分自身を死者の中から生き返った者として神に献げ、また、五体を義のための道具として神に献げなさい。(ローマの信徒への手紙6章13節)
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神さまはわたしたち一人一人の人生に対して目的を持っておられ、神さまに応答して生きることを望んでおられます。《義のための道具として神に献げなさい》とは、機械のようになって教えを守れというよりも、豊かな息を吹き込まれてラッパが鳴り響くように、わたしたちの体、力、時間、持物、生活に神さまの愛が行きめぐり、神さまの愛がさまざまなかたちで実を結ぶ人生を生きよという呼びかけです。
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天の父なる神さま、わたしの心と生活にあなたの愛を行きめぐらせてください。わたしたちのうちにある淀(よど)みを聖霊の息吹によって吹き払い、あなたの生き生きとした力につながる歩みをお与えください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン