12/30/2023

クリスマスの祈り【27】

羊飼いたちは・・・急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。・・・羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。(ルカによる福音書2章15~17、20節)

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羊飼いたちは天使の知らせを聞いて、ベツレヘムに向かいました。おそらく家畜を飼っている家を一軒ずつ確かめて、ついに飼い葉桶に寝ているイエス様を探し当てました。

イエス様にお会いした羊飼いたちは、神様の言葉が確かであること、また、その神様の言葉が自分たちにも向けられていることを知りました。そして、《神をあがめ、賛美しながら帰って行》きました。

羊飼いたちはこれを機会にして宗教家になったわけではありません。もう一度、暗い野原へと、羊の世話をする労働へと戻っていきました。これまでと同じ生活が待っているように見えます。しかし、新しいことが始まりました。羊飼いたちは、救い主にお会いした、イエス様にお会いしたという喜びと賛美と共に、これからの人生を生きるものとなりました。

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天の父なる神様、羊飼いたちのように、イエス様と出会う喜びをお与えください。あなたの御言葉の確かさを教えてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン