・・・祭司にザカリアという人がいた。その妻はアロン家の娘の一人で、名をエリサベトといった。二人とも神の前に正しい人で、主の掟と定めをすべて守り、非のうちどころがなかった。しかし、エリサベトは不妊の女だったので、彼らには、子供がなく、二人とも既に年をとっていた。(ルカによる福音書1章5~7節より)
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ザカリアとエリサベトの夫婦はイエス様の親類にあたります。二人は信仰の篤い夫婦でしたが長いこと子供が与えられませんでした。
当時、子供は神様の祝福のしるしとみなされていました。二人は周囲から複雑な思いで見られていたことでしょう。また、神様に切実に祈っても願いがかなわないという辛さを味わっていたことでしょう。
しかし、神様はご自分の計画の中で二人を祝福することを定めておられ、その時を実現されました。
暗闇の中にいると思うときにも神様は共におられる、そして、かならず光を照らしてくださるということを、ザカリアとエリサベトは身をもって経験し、聖書を通して今もわたしたちに伝えています。クリスマスにあらためて耳を傾けたい知らせです。
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天の父なる神様、
不安や疑いに取り囲まれ、闇の中を歩いているように思われる時に、わたしたちをお助けください。世の光として来てくださったイエス様を仰がせてください。
イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン