あなたがたは、力を尽くして信仰には徳を、徳には知識を、知識には自制を、自制には忍耐を、忍耐には信心を、信心には兄弟愛を、兄弟愛には愛を加えなさい。(ペトロの手紙二1章5~7節)
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《信仰》を豊かにするものとして最後、第七に《愛》が挙げられます。イエス・キリストを信じる《信仰》は《愛》と結び合うとペトロは語ります。伝道者パウロも《愛はすべてを完成させるきずな》であると述べています(コロサイ3章14節)◆
イエス様は、神の愛をわたしたちに示してくださいました(参照ヨハネ一4章9、10節)。それですから、わたしたちに《愛》が勧められるということは、わたしたちもイエス様に似た者となるようにと望まれているということです◆
イエス様は《神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟》と語られました(マルコ3章35節、参照マタイ12章50節、ルカ8章21節)。聖書はイエス様を信じる者について、《イエスは彼らを兄弟と呼ぶことを恥としない》と述べます(ヘブライ2章11節)。このようなイエス様から、信仰も、愛も、《命と信心とにかかわるすべてのもの》を受け取り(3節)、わたしたちの歩みは続きます。
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主イエスよ、わたしたちを救うためにあなたが開いてくださった救いの道に入らせてください。その歩みを続けるために、信仰を、そして、愛をお与えください。アーメン