7/25/2022

この日も主と共に【615】ローマの信徒への手紙より(2)

わたしたちがまだ罪人であったとき、キリストがわたしたちのために死んでくださったことにより、神はわたしたちに対する愛を示されました。それで今や、わたしたちはキリストの血によって義とされたのですから、キリストによって神の怒りから救われるのは、なおさらのことです。 (ローマの信徒への手紙5章8、9節) 

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神さまは正しいお方ですから、罪をそのままにしてはおかれません。罪をかならず裁かれます。それですから、すべての人は神の裁きを免(まぬか)れることはできません。しかし、神さまは同時に愛のお方です。わたしたちの罪を赦し、救おうとなさいます。そのために御子イエスが十字架にかかり、わたしたちが負うべき裁きをご自身に受けてくださいました。イエス・キリストの十字架は、神の義(正しさ)と愛がこの上なく一つになった出来事です。 

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天の父なる神さま、御子イエスの十字架に示された、あなたの義と愛を、どちらか一方ではなく、両方を心を開いて受け入れるものとしてください。そして、あなたの救いがわたしたちにとってどれほど大切な意味があるのかを悟らせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン