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コリントの教会はいくつかの勢力に分かれ、争いになることもあったようです(1章10~17節)。パウロは、教会は《キリストの体》であり、一人一人は《その部分》であるので、お互いに違いがあるとしても優劣や対立の理由にしてはならないと語ります。心に留めたいことは、わたしたちを《一つの体》とするのは、人間の団結心ではなく、《神の霊》、《一つの霊》、「イエスは主である」という信仰へと導く聖霊であるということです(参照 3、12、13節)。
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天の父なる神さま、わたしたちがお互いの違いを認め合いながら一つになることのできる歩みを聖霊によって教え、導いてください。多様さと一致の幸いを教会・小隊に現わし、あなたの御心に仕えるものとならせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン