10/05/2022

この日も主と共に【687】創世記より(32)

御使いは言った。「その子に手を下すな。何もしてはならない。あなたが神を畏れる者であることが、今、分かったからだ。あなたは、自分の独り子である息子すら、わたしにささげることを惜しまなかった。」(創世記22章12節) 

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アブラハムは、愛する息子イサクを《焼き尽くす献げ物》としてささげるよう神に命じられました(2節)。この非情に思える命令は、アブラハムが神を畏れ、神の言葉に聞き従う者であるかを確かめる試みでした(1、12、18節)。この時もアブラハムは神の言葉に従うことを選びました。そこに神と共に生き、愛する命を救う道がありました。 

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天の父なる神さま、どのような時にもあなたの御言葉に心を開いたアブラハムのように、また、《わたしが願うことではなく、御心にかなうことが行われますように》と祈られた御子イエスのように、あなたと共に生きる心と歩みを導いてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン(マルコ14章36節)