8/17/2023

この日も主と共に【958】

心の中でキリストを主とあがめなさい。あなたがたの抱いている希望について説明を要求する人には、いつでも弁明できるように備えていなさい。(ペトロの手紙一3章14、15節)

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ペトロは、《義のために苦しみを受け》、また、《善を行って苦しん》でいる各地の教会の仲間に、《人々を恐れたり、心を乱したりしてはいけません》と呼びかけます(14、17節)。それは平和を願い、平和を追い求める姿勢のひとつです(参照11節)。
そのために大切なことは、
①迫害を受ける人にも《幸い》を告げられたイエス様の約束に立つことです(14節、参照マタイ5章11、12節)。
②《心の中でキリストを主とあがめ》ることです(15節)。気づかれぬよう密(ひそ)かに信じるという意味ではなく、心がいつもイエス様の側にあり、イエス様を通してまことの神様をこそ畏れていることです(参照イザヤ8章12、13節)。
③《抱いている希望について説明を要求する人には、いつでも弁明できるように備え・・・穏やかに、敬意をもって、正しい良心で、弁明する》ことです(15、16節)。
イエス様を信じる人たちは恐れの器ではなく、希望の器なのだと聖書は語ります。

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天の父なる神様、わたしたちの心が恐れや動揺をあじわう時に、イエス・キリストが告げてくださった幸いに立ち戻らせてください。あなたによって希望を抱くものとならせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン