神の御心によって苦しみを受ける人は、善い行いをし続けて、真実であられる創造主に自分の魂をゆだねなさい。(ペトロの手紙一4章19節)
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ペトロは、イエス様にならって、①《同じ心構え》になり(1節)、②《互いに仕え》(10節)、③《キリストの苦しみにあずか》るように(13節)と語ります。さらに、④《真実であられる創造主に自分の魂をゆだねなさい》、すなわち、神様を信頼しなさいと勧めます。イエス様は十字架の上においても、神様にご自分をまったくゆだねられました(参照ルカ23章46節)。神様は苦しみを無くすよりも、わたしたちの信仰を本物にするための《試練》として使われる場合があるとペトロは語ります(12節、参照1章7節)。苦しみにあいながら、そこにもなお神様の御心があると信じることは容易ではありません。しかし、それがけっして不可能ではないとペトロが語るのは、彼が《愛する人たち》と呼びかける教会の姿(12節)、《栄光の霊、すなわち神の霊》が留まる人々の姿を知っているからです(14節)。そのような人々が《神の家》を形づくり(17節)、今のわたしたちの教会・小隊に続いています。
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天の父なる神様、御子イエスを通して、あなたの真実を信頼し、あなたにゆだねる道を教え、そこを歩めるよう導いてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン