思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。(ペトロの手紙一5章7節)
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ペトロは、教会の若い人たちに向けて、《思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい》と語ります。《思い煩い》とは、当時、キリスト教に対する迫害が起こりつつあり、信じることと実際の生活のはざまで摩擦や葛藤を若い人たちが経験することがあったことを示唆しています。そのような状況を神様にお任せするとは、①《思い煩い》も含め、そのままの自分でイエス様のもとに行くということです。イエス様は重荷を負う者を迎え、休ませてくださいます(参照マタイ11章28節)。そして、②イエス様の言葉によって心の向きを定めるということです。イエス様は、《何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。・・・明日のことまで思い悩むな》と言われました(マタイ6章33、34節)。このイエス様が今も生きておられ、小隊・教会の中心でいてくださいます。小隊・教会の礼拝と祈りと交わりを通して、神様の愛と支えが今も届けられています。
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天の父なる神様、心に重荷がのしかかる時に、その重荷をあなたにゆだねる道があることを教えてください。どうぞわたしたちの心を支え、平安をお与えください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン(参照詩編55編23節)