12/21/2023

クリスマスの祈り【18】

このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。・・・」(マタイによる福音書1章20節)

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ヨセフは、マリアが身ごもっていることを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心しました(19節)。それがマリアにとっても自分自身にとっても、これから社会で安全に暮らしていくために最善であろうと、彼なりに考え出したことでした。

そのような彼の計画に神様が介入されました。主の天使がヨセフの夢に現れて、神様にご計画があると語りました。

天使は、①《ダビデの子ヨセフ》と呼びかけ、ヨセフ自身も神様の約束のうちにかぞえられていること、②《恐れず》マリアを妻として迎え入れるべきこと、③マリアは聖霊によって子を宿したということ、を告げました。

ヨセフはそれまでにもマリアから彼女の身に起きたことを聞いていたかもしれません(参照ルカ1章26~38節)。しかし、ヨセフはマリアのことではなく、自分自身のこととして、神様の御心に触れました

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天の父なる神様、あなたはわたしたち一人一人をつくられ、御心に留めておられます。御子イエス様を受け入れることにより、あなたの御心と共に歩むるものとならせてくださいイエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン