12/11/2023

クリスマスの祈り【9】

マリアは言った。「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」そこで、天使は去って行った。(ルカによる福音書1章38節)
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マリアは天使の言葉に戸惑い、《どうして、そのようなことがありえましょうか》と言いました(34節)。
この出来事の前に、祭司ザカリアも天使から同じような知らせを受けましたが、彼は《何によって、わたしはそれを知ることができるのでしょうか》と、自分が信じるための保証を求めました(18節)。そのためザカリアはしばらくの間、話ができなくなりました。
他方、マリアは、告げられた出来事がどのように実現するのかを尋ねました。天使は続けてマリアに語りかけました。《聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。・・・神にできないことは何一つない。》(35~37節)マリアは神様の言葉そのものを信頼し、自分の土台として受け入れました。
今も教会・小隊は、マリアのように、神様の御言葉を信頼し、支えとする歩みを続けています。
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天の父なる神様、
あなたが告げてくださった、《イエスは主である》という言葉を大切に受け入れ、魂の土台とすることができますように。その言葉を真実に語らしめる聖霊の力と共に歩むものとならせてください。
イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン(参照コリント一12章3節)