1/11/2024

この日も主と共に【972】ペトロの手紙一(42)

共に選ばれてバビロンにいる人々と、わたしの子マルコが、よろしくと言っています。(ペトロの手紙一5章13節)

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晩年のペトロを支える一人に《マルコ》という人がいました(別名ヨハネ)。

エルサレムで母マリアと暮らし、母子共にイエス様を信じ、自宅を弟子たちの集会のために開放しました。この頃にペトロと知り合っていたと思われます。

いとこのバルナバに誘われてパウロの伝道旅行に参加しました(参照使徒12章12、25節、コロサイ4章10節)。しかし、何らかの理由で途中で離脱したため、バルナバとサウロには対立が生じました(参照使徒13章13節、15章36~40節)。

しかし後年、パウロはマルコを《協力者》として信頼しており(フィレモン24節、参照テモテ二4章11節)、ペトロも《わたしの子》と表現しています。

イエス様を信じる人生にも問題は起こり得る。それでもなお神様が支え、転機や成長や和解を与えてくださり、神の家族として新しい道へと導いてくださる望みがあることを、彼らの姿から知ることができます。

神様ご自身が、イエス様を信じる者たちを神の子として保ち続けてくださるからです。

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天の父なる神様、
さまざまなことが起きる時にも、あなたがわたしたちを神の家族として受け入れ続けてくださっていることに心と生活の足場を保たせてください。
イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン