神とわたしたちの主イエスを知ることによって、恵みと平和が、あなたがたにますます豊かに与えられるように。(ペトロの手紙二1章2節)
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『ペトロの手紙二』は、手紙を送る人の自己紹介、手紙を送る相手への呼びかけから始まり、《恵みと平和》が与えられるように》と続きます◆当時、《恵みと平和》という言葉はふだんの挨拶として使われていたようです。ただし、この手紙においては挨拶以上に重みのある祈りの言葉であると言えます。なぜなら、《神とわたしたちの主イエスを知ることによって》与えられる《恵みと平和》を信じ、願うからです◆神様はわたしたちを愛して、イエス様を遣わされました。イエス様はわたしたちを救うために、十字架でご自身を犠牲にしてくださいました。それですから、神様とイエス様を知ることによって与えられる《恵みと平和》とは、神様の愛を知って生きる人への贈り物であるとも言えます。小隊・教会は、そのような人生の幸いを知り、お互いに祈り合うことを知ったものたちの集まりです。
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天の父なる神様、あなたがわたしたちを愛しておられること、また、御子イエス様がわたしたちの主であることをますます知ることができますように。この世の力では生み出すことのできない、豊かな《恵みと平和》に共にあずからせてください。イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン